副菜のレパートリーを増やしたい、と感じている方も多いのではないでしょうか。そんなときは旬の野菜がオススメです。人気日本料理店「賛否両論」店主・笠原将弘さんに、秋が旬の「サトイモ」の簡単レシピを教えてもらいました。調理時間は約10分で手軽につくれます。

笠原将弘さんの何度もつくりたくなる絶品副菜

秋が旬のサトイモを使った副菜レシピ。さまざまな野菜に応用したくなるタレがポイントです。

●みそサトイモ

ねっとり食感とコクうまみそがベストハーモニー。

【材料(4人分)】

サトイモ 5個
万能ネギ 3本
片栗粉 適量
ゴマ油 大さじ2
A[卵黄1個、赤みそ大さじ2と1/2、酒大さじ2、砂糖大さじ1]
いりゴマ(白) 小さじ1

【つくり方】

(1) サトイモは皮をむいてひと口大に切り、さっと洗って水からゆでる。やわらかくなったらザルに上げて湯をきる。万能ネギは小口切りにする。

(2) (1)のサトイモに片栗粉をまぶす。フライパンにゴマ油を中火で熱し、サトイモの表面をカリッと炒めたら器に盛る。

(3) Aをよく混ぜ合わせて(2)のフライパンに入れ、木ベラで混ぜながら弱火で練り、ぽてっとするまで火を入れる。(2)にかけ、(1)の万能ネギとゴマを散らす。

【笠原メモ】

このみそダレはゆでた大根やジャガイモ、おでんなどにかけても美味。まとめてつくっておくと重宝します。

 

笠原将弘さんの毎日の献立づくりに役立つ『笠原将弘の副菜の極み158』(扶桑社刊)は現在発売中。