11月になり、いよいよ年末を感じるようになりました。スターバックスでも11月1日からクリスマスメニューが登場。ここでは、スターバックスに詳しい食文化研究家のスギアカツキさんに、注目のフードメニューを教えてもらいました。

スターバックスがクリスマスに突入!かわいすぎるクッキーに注目

11月に入り、今年もあと2か月をきりました。残る楽しみは…、クリスマス! ワクワク感を少しずつ温めていきたいですよね。スターバックスでは、11月1日からホリデーシーズンのキャンペーンがスタートしました。今年のテーマは、「Wish upon a STARBUCKS HOLIDAY(スターバックスのホリデーに願いをかける)」。お客様の望みを叶えられるようなホリデーにしたいという想いがたっぷり詰まった商品やサービスが登場しています。

私はスタバマニアの立場として、さっそくグッズやフードを味わっていますが、ここでは“自宅でゆっくり味わえるおいしいお菓子”をひとつご紹介したいと思います。

●缶からかわいいジンジャーブレッドクッキー

今回オススメしたいのが、スタバらしいイラストが描かれたオリジナル缶に入った「ジンジャーブレッドクッキー」です。クリスマスシーズンに登場するスタバの焼き菓子と言えば、シュトーレンとジンジャークッキーが主役。毎年ラッピングや外観デザインにも注目が集まります。

このクッキー、一昨年と昨年はお家型の缶に入っていましたが、今年は丸型になって登場。鮮やかな赤カラーが背景となり、スタバカップやマグ、プレゼントやスターによってつくられたクリスマスツリーがポップに描かれています。そしてうれしいのは価格。枚数は減ったものの、2000円をきるお手頃感で購入しやすくなりました。じつはこのクッキー、缶のかわいさで毎年人気になるアイテムなのですが、魅力はクッキーにもしっかりありました。さてさて一体どんな味わいなのでしょうか。

●製造元は無印良品の焼き菓子でもおなじみのアヤベ洋菓子

このジンジャーブレッドクッキーを製造するのは、無印のガトーショコラやバウムクーヘン(不揃いバウムは別企業です)などの焼き菓子でおなじみのアヤベ洋菓子。埼玉県にある焼き菓子製造・卸売・販売(OEMメーカー)を行う企業です。クッキーに使われているスパイスは、ジンジャーのほか、シナモン、ナツメグ、クローブ。この組み合わせを見るだけで、間違いのない王道の味わいが期待できます。

●ベアリスタ型のクッキーがかわいすぎ!!

缶をあけてみると、スタバのキャラクターであるベアリスタ(クマ)とジンジャーマンの2種の形のクッキーがそれぞれ9枚ずつ、合計18枚入っています。見るだけでほっこり癒されてしまいますよね。クリスマス菓子と言えばシュトーレンやパネットーネが有名ですが、これらは切り分ける手間が必要。クッキーなら出して並べるだけでOKなので、スパイスの香りと気軽さが最高の魅力とも言えます。自宅のティータイムにお好みのコーヒーや紅茶に添えて、少しずつ楽しむことができますよね。

●スパイスは控えめ、広く好まれる味わい

クッキーを食べてみると、シナモンなどのスパイスが上品に口の中に広がります。香りが強すぎることもなく、コーヒーはもちろんのこと、紅茶や緑茶とも相性がよさそう。クッキー単体で食べる以外に、ロールケーキに添えたり、自家製パフェにトッピングしてみたり、アレンジは広がりそうです。

これから寒さが少しずつ深まる季節。温かなドリンクとクッキーで、クリスマス気分をゆっくり楽しんでみてはいかがでしょうか?