冬は防寒を優先するあまり、ついついおしゃれは二の次に…なんて人も多いのでは? 今回は、ファッションのプロで、幅広い世代に人気のスタイリスト・福田麻琴さんに、プチプラアイテムだけで「冬のおしゃれの悩み」を解決してもらいました。

4つのルールで、重ね着でも太って見えない!

重ね着が増える今の時期は、必要以上に太って見える着ぶくれが心配。「シルエットづくりや配色の工夫で、すっきり見せることは可能です。4つのルールを意識してみて!」(福田さん)

●ルール1:ボトムスはタイトにし、上下のバランスをとる

冬は着込むことで上半身にボリュームがでがち。

「だからこそ、ボトムは細身のパンツやタイトスカートですっきりと。シルエットにメリハリがあると、バランスよく見え着ぶくれ感を防げます」(福田さん)

・(左から)デニム\3990(無印良品/無印良品 銀座)、スカート\1990(ジーユー)

●ルール2:薄くても暖かいハイゲージトップスやインナーを駆使

着ぶくれのおもな原因は重ね着。

「目のつまったハイゲージニットは1枚でも暖かいですし、さらに毎年進化するあったかインナーを着込めば、重ね着しても上半身がスリムに」(福田さん)

・ニット\2990(ユニクロ)

・ヒートテックUネック\1290、ヒートテックレギンス\1290(すべてユニクロ)

●ルール3:ワントーンなどコーデの色を整理して

冬は着用アイテムが増える分、コーデに色が増えてしまうことも。

「色がごちゃついていると重い印象に。使う色を2、3色に絞るなど、配色を工夫することで見た目がすっきりします」(福田さん)

・コート\9900(ユニクロ)、カーディガン\2990、帽子\1990(ともにジーユー)、パンツ\4990(無印良品/無印良品 銀座) バッグ\2178、ローファー\858(ともにヒラキ)

●ルール4:ウルトラライトダウンを上手に着込むのも手!

胴体部分を温めれば寒さは意外と感じにくいもの。

「アウターの下に袖のないウルトラライトダウンベストを重ねれば、上半身のボリュームを増やさずに暖かくいられますよ」(福田さん)

・ベスト\3990(ユニクロ) コート\9990(無印良品/無印良品 銀座) タートルネック\1990(ジーユー)

ESSE12月号では、ほかにもコスパ抜群の着まわしできるアウターやおしゃれな防寒テク、冬コーデに最適な色の組み合わせなどを紹介しています。プチプラな冬アイテムにも注目。ぜひチェックしてみてくださいね!