60代夫婦が「捨てても困らなかった」もの3つ。狭い家がすっきり片づく:11月に読みたい記事
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“あるのが当然”の家具を捨てたら、狭い空間が一気にがアカ抜け。YouTubeチャンネル「60歳からの幸せライフ」が人気のライフさんに、捨ててすっきりしたものについて教えていただきました。
記事の初出は2022年11月。内容は執筆時の状況です。
60代が捨てたもの3つ。靴箱と洗面台キャビネットを処分してすっきり
夫婦ふたりで関東の小さな戸建てに住む62歳の専業主婦、ライフさん。YouTube「60歳からの幸せライフ」にて、60代のシンプルな暮らし術などを発信しています。
ライフさんのおうちには、多くの家にある靴箱と洗面台のキャビネットがありません。ご自身で処分したそうです。そしたら狭い空間がすっきりとしました。
なぜ捨てたのか、代わりにどのような収納をしているか、お聞きしました。
●1:靴箱を処分したら玄関がすっきり。靴は廊下の収納スペースへ
上の写真の花ビンの位置には、以前は12足ほどの靴が入る木製の靴箱が置いてあったそうです。しかし夫婦ふたりの靴はすべて収まりきらず、廊下の収納スペースも併用していました。
次第に廊下の収納スペースだけで事たりることに気づき、靴箱を撤去することに。
靴を着脱する“たたき”から、収納スペースは徒歩3歩の距離。靴底が汚れたときは、外で払ってからしまうので、廊下に砂汚れが落ちることもほとんどありません。
「靴箱を処分したら、さっぱりした玄関になりました」と満足げなライフさん。
収納スペースを靴入れにするために、旦那さんとDIYをして棚板を増やしました。棚板をホームセンターで購入し、サイズを合わせてのこぎりで切って作成したと言います。
●2:洗面所のキャビネットを処分。ドライヤーもお化粧も、リビングですれば暖かい
「洗面台のキャビネットも捨てました」とライフさん。
もともとは、白い鏡つきの3段キャビネットが備えつけられていて、各自のものを置いていました。しかし子どもたちが巣立つと、一気に収納するものが減り、中がスカスカになってしまいました。そこで思いきって捨てることを決意。
代わりにホームセンターで購入した、鏡と木の飾り台を自分たちで取りつけ、壁も塗り直しました。
キャビネットに収納していたドライヤー、スキンケア用品、化粧道具、夫のひげそりは、すべてリビングへ移動。現在はドライヤーやスキンケアはリビングで行っているそうです。
リビングと繋がったキッチンに鏡を飾り、ライフさんのお化粧や夫のひげそりはそこでしています。
不便かと思いきや「リビングやキッチンのほうが、洗面所よりも冬は暖かく夏は涼しいので、髪を乾かすのもスキンケアをするにもかえって快適ですよ。ただメイクに関しては、私が眉と口紅を塗るだけだから、できるのかもしれませんね」とライフさん。
●3:タオルかけは、バスタオルかけと共用したら困らなかった
同じく洗面所では、洗面台の右奥に配置されていたタオルかけも処分しました。
「無骨で存在感が強いタオルかけを片づけたら、一気に開放感が出ました」とライフさん。とてもお気に入りの様子です。
手をふくためのハンドタオルは、洗面台から振り返った位置にあるバスタオルかけに。バスタオルと一緒にかけていますが、「とくに問題なし」とライフさん。
“あることが当たり前”だと思っていた家具は、取り外してみると想像以上に部屋がすっきりします。「もしかしたら必要がないかも」と考えてみるのはいいですね。
スペースが狭い玄関や、洗面所をすっきりさせたい方は検討してみてはいかがでしょうか。
※洗面台キャビネットを取り外す際、電気配線があるものの場合は配線業者への依頼が必要です。