KRY山口放送

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 山口県内の公立学校に通う小学5年生から中学2年生を対象とする県独自の学力テストが行われています。

 去年と同様、試験にはタブレットが使われ、ことしからは動画での出題も含まれています。

 県独自の学力テストは児童、生徒の学習の定着状況や、課題について把握しようと2013年から県教育委員会が行っているものです。

 対象は、県内の公立学校に通う小学5年生から中学2年生までのおよそ4万2000人です。

 教科は国語と算数・数学で、中学2年生はリスニングも含めた英語も実施します。

 試験では去年に引き続きタブレット端末が導入され、端末上に表示された問題に答えていく方式がとられました。

 さらに、ことしからは、去年、試験的に導入していた動画を扱った問題が採点対象となっています。

 県独自の学力テストは今月20日まで、各学校で実施されることになっていて、来月(11月)下旬ごろに、県内全体の状況が公表される予定です。