途中出場で圧巻の2アシストをマークした久保。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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[国際親善試合]日本 4−1 ドイツ/9月9日/フォルクスワーゲン・アレーナ

 先発落ちの悔しさを結果で晴らした。

 森保ジャパンが4−1で快勝したドイツとの一戦で、前日にコンディションは「僕史上最高」と語っていた久保建英はスタメンから外れ、75分からの投入となった。

「個人的には良かったと思いますよ。15分という短い時間でしたけど、結果が出せたんで良かったんじゃないかなと」

 2−1で迎えた90分にボールを奪取して独走して持ち込み、フリーの浅野拓磨へ“決めてください”とうラストパスを送って3点目をアシストすれば、90+2分には的確なクロスでダメ押しの4点目をお膳立て。出場15分で2アシストをマークした。

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 所属するレアル・ソシエダでは4試合で3ゴール・1アシストと躍動。その全4試合でマン・オブ・ザ・マッチに輝く活躍を見せていた。

「さすがに僕は100%(スタメンで)出ると思ってたんで。正直がっかりしましたけど。それだけ競争は高いっていうふうにポジティブに捉えようって自分に言い聞かせたので、そういった意味で結果が出てよかったです」

 12日のトルコ戦は当然、先発入りが期待される。

「やれることをやるだけなんで。今回の試合は出ると思ってたんで、僕の自信が正しいと言うか過信ではなく、(自信が)あるんだよっていうのを示していきたいです。競争があって難しいですけど。このままいけばとくに問題ないかな」

 その言葉からは漲る“自信”が感じられた。 

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)