トイレは「紙」と「水」が揃い、絶好のイタズラ場所に

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 夏休み、最後の1週間となりました。お子さんと過ごすなかで、”予測不能”な言動・行動に悩まされたこともあったのではないでしょうか。小さなイタズラが続くことで、地味に体力を削られ、親子ともにストレスを感じたという方も多かったのでは。夏休み期間に疲れた・困った経験のある男女229名に「夏休み中に起きた、我が子のとんでもないイタズラエピソード」を聞きました。

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■「いろんなものがあちこちに行き、なくなる」子が家にいると起こる不思議

 体力が地味に削られていくのを感じるのは、帰宅すると、秩序が保たれていたはずの家の中が”汚れている”こと。夏休みに入った途端に汚れ始め、お菓子の粉、消しゴムのカス、切り刻まれた紙など散らかり放題に…。コメントでも「ティッシュをすべて出す」(40代男性/京都府)、「いろんなものがあちこちに行き、なくなる」(30代女性/東京都)、「テレビに落書き。クレヨンで書かれてなかなか落とすのに大変でした」(30代女性/静岡県)という声が集まっていました。

 汚してしまうのは、家の中にあるものだけではなく”自分自身”ということも。

「おとなしく一人で遊んでると思ったら、油性ペンで自分の身体と床に落書きしてた」(40代女性/埼玉県)

「自宅で膨らませて作れるプールを出して遊ばせて少し目を話した隙に畑と行き来していて泥まみれという…」(40代女性/福岡県)

 虫まで放たれていたケースがあり、現状復帰まで相当な労力がかかりそうです。

「カブトムシを部屋で放し飼いしていた」(40代女性/東京都)

「玄関先の塀に毎日のようにセミの抜け殻があったのだが、それを庭の掘った穴にため込んでいた。本当に気持ち悪かった」(40代女性/福岡県)

■お手伝いエライが「量を加減して…」

 あまりにもやることがなくなってくると、”自分で何かを生み出そうとする”行動も。お手伝いをしようとして、それが裏目に出てしまうエピソードも聞かれます。創造力や発想力が鍛えられればよいですし、少しでも保護者の負担を減らしたいと考えての行動であってほしいと思いたいところです。

「家に帰ったらYouTuberのマネしてグミをレンチンしてお皿も何もかも大変なことになってた。YouTuberもバカなことばかりしてないで少しは勉強になることしてよ! と思った」(40代女性/神奈川県)

「暇を持て余し、自分で何か作り出そうと気がつけば勝手にお菓子作りをするので、キッチンは粉だらけに」(40代女性/東京都)

「仕事から帰ると、火を使って料理をして目玉焼きを焼いて食べた跡があった。

つけっぱなしが怖いので、親がいない時に火を使うのはやめてもらった」(40代女性/栃木県)

「お風呂掃除をしてらお小遣いをあげるということではじめたのですが、風呂用洗剤を3分の2本くらいを1回にスプレーしまくって使ってしまいました…」(30代男性/大阪府)

「トイレにトイレットペーパーの芯をいくつも流してつまらせた。しかもずっとやっていないとウソをついていた」(40代男性/奈良県)

 その他にも「鼻の中にBB弾を入れてしまって耳鼻科に行ったこと」(40代女性/東京都)、「延々と水をまいて遊んでいて水道代が高かったこと」(60代男性/大阪府)、「車のリアワイパーを無理やり動かして、壊れたこと」(40代男性/愛知県)という珍行動も。

 大人の想像を超える子どもの自由な行動には感心させられるばかり。毎日大変ですが、「他の家庭でも同じ」「いつか子どもとの笑い話にしよう」と思えば、少し気が楽になりそうですね。

調査対象:OMR会員 20〜60代

サンプル数:回答者全体 2352名 うち、本調査対象(小学生のお子様がいる共働きの方でお子さまの夏休み期間、お子さまとの生活に疲れた・困ってしまった経験がある方) 229名

調査期間:2023年6月21日(月)〜 6月26日(月)

調査手法:インターネット調査

調査機関:オリコン・モニターリサーチ

リンク:http://omr.oricon.co.jp/?cat_id=omr-eltha