試合後の取材に応じたエンゼルス・大谷翔平【写真:川村虎大】

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次回登板は爪の回復次第か「話していないというか分からない」

エンゼルス 4ー2 Wソックス(日本時間28日・アナハイム)

 エンゼルス大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地・ホワイトソックス戦に「2番・投手」で投打同時出場し、今季7勝目を挙げた。7回途中10奪三振4安打1失点と好投。7回ピンチの場面で爪が割れたために緊急降板。試合後、大谷は「まだどこでいくのか。話していないというか分からないので」と次回登板について言葉を濁した。

 7回1死一、二塁とピンチを招いての降板。急きょマウンドを降りたかに見えたが、爪は「最初からちょっと割れてはいた。それが悪化した」という。それでも、99.2マイル(約159.6キロ)のフォーシーム、スプリットを武器に10Kの奪三振ショー。「決め球も良かったですし、7回しっかり抑えてから、きっちり回を終わりたかったですけど、中継ぎに助けられて。いいゲームだったかなと思います」と振り返った。

 次回登板は7月3日(同4日)の敵地・パドレス戦が見込まれている。「普段通りにいきたいなと思いますし、無理しない段階で話して代わった感じなので。自分としてはいつも通りいきたいなと思います」と前を向いたが、次回は8日(同9日)までの前半戦ラスト登板。登板日を遅らせる可能性もありそうだ。

 また、7月10日(同11日)にオールスター戦の前夜祭として行われるホームランダービーについても言及。「次の登板がちょっとまだ。爪の関係で分からなくなってきたので、スケジュールが確認できていないので」と話すにとどめた。(Full-Count編集部)