スクウェア・エニックスのPlayStation 5用アクションRPG「ファイナルファンタジーXVI」の無料体験版が2023年6月12日(月)から配信開始されています。2時間ほどでプレイ可能な体験版では、本編の導入部でありながら巨大な召喚獣同士の戦いなど最初からクライマックス級のバトルが味わえて、セーブデータを製品版に引き継ぐことも可能になっています。6月22日(木)の正式リリースが待ちきれなかったので、さっそく体験版をインストールしてプレイしてみました。

FINAL FANTASY XVI (ファイナルファンタジー16)| SQUARE ENIX

https://jp.finalfantasyxvi.com/



以下の動画を再生すると、ゲームを開始したプレイヤーの心をぐっとつかむ召喚獣同士の戦闘を、ムービーではなく実際に操作しながらプレイしている様子を見ることができます。

「ファイナルファンタジー XVI」体験版で迫力の召喚獣合戦 - YouTube

操作可能といってもまだ本編開始前なので、ここでの操作は簡単です。「△」ボタンで攻撃、「R1」ボタンで回避を行いながら、召喚獣であるフェニックスと同じく火の召喚獣のイフリートとの戦闘を見守ります。



なぜ2匹が争うことになったのかはストーリーを進める中で明かされる模様で、2時間ほどの体験版でもその発端がある程度語られています。



召喚獣の戦いが終わると、幕間となるシーンをはさんで主人公・クライヴのストーリーが始まります。



チュートリアル開始。本作はアクションRPGとなっており、主なアクションは「攻撃」「魔法」「回避」に加えて特殊アクション「フィート」の4つ。「攻撃」は「□」ボタンを連打することで自動的に4連撃を放つことができます。



「△」ボタンの「魔法」は手から火を離す遠距離攻撃。



敵が攻撃したら「R1」ボタンで回避します。



タイミングよく回避すると、敵の動きが遅くなる「プレシジョンドッジ」となり、さらに「□」ボタンや「△」ボタンで反撃を行うことが可能です。



「○」ボタンで発動する「フィート」は、装着している召喚獣に固有の特殊アクションです。この時点で主人公が使える召喚獣・フェニックスのフィートは、瞬間移動で敵に素早く接近する「フェニックスシフト」。



剣の稽古が終わったクライヴは、舞台となるロザリア公国を治める父王から、ゴブリン討伐を命じられました。



以下ではフィールドの探索と戦闘がシームレスにつながっている様子が見られます。

アクションRPG「ファイナルファンタジー XVI」の探索シーン&通常バトルはこんな感じ - YouTube

廃村を探索中にゴブリンを発見。ロードなどをはさまずそのまま雑魚戦が始まります。



ゴブリンを一蹴しました。



敵がドロップしたアイテムは戦闘終了後に自動的に収集されるほか、フィールドに落ちているアイテムも近づくだけで入手できるのでストレスフリーです。



はしごに上ったり、木の根をくぐったりして立体的な探索を行っていきます。



すると、巨大ボスと遭遇しました。



巨大ボスは体力があるので戦闘が長引きますが、「ファイナルファンタジー XVI」ではバトルを単調にしない「イベント」が発生するので、そのシーンを集めてみました。

「ファイナルファンタジー XVI」の巨大ボス戦を彩る「攻撃イベント」 - YouTube

ボス戦の基本的な戦略は、攻撃を繰り返して敵の体力ゲージの下にある「ウィルゲージ」を削っていくことです。



「ウィルゲージ」がなくなった敵は大きくひるみ、無防備になるので集中攻撃のチャンスです。



さらに戦闘を進めると、ムービーとともに「イベント」が発生しました。



イベントは大きく分けて2種類。まず、「攻撃イベント」では、「□」ボタンを押すことで見応えのあるアクションとともに敵に大ダメージを与えることが可能です。



難敵との戦闘では、十字キーにセットされたアイテムの活用もポイントになります。例えば、「↑」でアイテムのポーションを使うと、体力を回復することができました。



「攻撃イベント」だけでなく、「R1」ボタンで敵の危険な攻撃をかわす「回避イベント」もあります。ムービー中に始まったイベントから戦闘が始まることもあるので、ムービー中も気が抜けないようになっていました。



上記のレビューの内容は、ストーリーを楽しむことに焦点を当てた「ストーリーフォーカス」によるもの。「ストーリーフォーカス」モードでは、攻撃ボタンと回避ボタンをタイミングよく押していくだけで戦闘をこなすことができましたが、設定からいつでも「バトルフォーカス」モードに切り替えることが可能なので、手応えのある楽しみたい人はこのモードを選択するのがオススメです。



体験版には戦闘シーンだけでなく、ロザリア公国の王家を襲った権謀や召喚獣を駆る「ドミナント」を軸にした壮大なストーリーなど、本作の魅力がぎゅっと凝縮されており、セーブデータを製品版に引き継がせることもできます。そのため、もう「ファイナルファンタジー XVI」を予約しているという人から、大作RPGに手を出そうか迷っている人まで、PlayStation 5を持っている人には是非ダウンロードしてほしい内容になっていました。



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