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 2位ボルシア・ドルトムントとの勝ち点差はわずか1。日曜日にそのドルトムントがアウグスブルク戦を迎えるプレッシャーのなかで、その前日にCL常連RBライプツィヒ戦を迎えることは、11連覇を狙うバイエルン・ミュンヘンにとっては1つの大きな試練ということになる。とりわけライプツィヒにとってみればCL出場権を確保するため、もしもこのバイエルン戦で敗戦することがあれば、最終節シャルケ戦で勝利しない限り自力でのCL出場権確保が果たせないという問題もある。せめて勝ち点1を確保できれば、得失点差から次節もドロー以上で4位以内をキープできるだろう。

 だがそんな中でライプツィヒでは、ティモ・ヴェルナーの出場が危ぶまれていることが明らかとなった。今週は風邪のために練習参加を見合わせていたドイツ代表FWだが、マルコ・ローゼ監督によれば「ティモはまだすこし、病み上がりという状態なのだ。今後どんな感じになるのか見てみることになる」とのこと。そのため今季チェルシーから復帰しリーグ戦9得点6アシストをマークする快速ストライカーの起用が危ぶまれている。また正式な発表はまだなされていないが、バイエルン移籍が取り沙汰されるコンラッド・ライマーについては、別の理由で起用を疑問視する声があるものの、これについてはローゼ監督は「普段通り」に起用法を考えることを強調している。

ライプツィヒ、グラーチが順調に回復

 その一方で対戦するライプツィヒでは長期離脱中の守護神、ペーター・グラーチが久々に練習へと復帰。すでにエベールSDは「非常に好印象」を抱いているようで、10月はじめのCLセルティック戦で右膝の十字靭帯を断裂して以来7ヶ月ぶりの参加ながら、「途中で色々あった中で、ここまでうまくこれたのは嬉しいね。再び姿をみせてキャプテンとしてチームの精神的サポートができることは大きいよ。着実に進展している」と評価。ただしあくまで復帰は「来季にもどってくることを期待している」とも述べており、来季のGK争いは穴埋めを果たしたヤニス・ブラスウィッチとともに「特に問題視するものではないね」と胸を張った。

+++ Personal-Update +++@TimoWerner ist aktuell erkältet - ein Einsatz gegen den @FCBayern wird nach dem Abschlusstraining entschieden. #FCBRBL #Bundesliga pic.twitter.com/tzDl45ZG3i

- RB Leipzig (@RBLeipzig) May 19, 2023