美輪咲月が9枚目となるイメージDVD『さつきに恋をして』(竹書房)の発売を記念し、ソフマップAKIBA マルチメディア館でリリースイベントを開催した。


仮面女子、スチームガールズ(5代目リーダー)、イースターガールズ(初代リーダー)、ほわいと☆milk、無限女子Forward 〜powered by 仮面女子〜の元メンバー時代は美音咲月として活動していた彼女だが、2023年2月5日に行われた「無限女子Forward 〜powered by 仮面女子〜」のラストライブをもってアイドル活動を卒業。アイドル時代もグラビア活動を並行していたが、卒業をもって芸名を美輪咲月に改名。今後はグラビアに本腰を入れて活動していく。



美輪といえば競泳水着。この日も競泳水着でステージに姿を現したが、胸元が開いたデザインのものに。「ここが開いている競泳水着って可愛くないですか?」と声を弾ませて猛アピール。アイドル時代での露出制限に”穴”をあけたことを、水着で表現した。


内容も従来とは異なると力説。「キャビンアテンダントの美輪が、搭乗した飛行機のお客様に、(出先で)「いましたよね?」という内容です」と作品設定を紹介すると、「今までアイドルユニットに所属していたのですが、今回は「これはアイドルでは……」と踏み込めた作品になっているかと思います」と力を込めた。なかでも「これはインパクトあるんじゃないかなって、私は今回思っていまして」と、パッケージ表紙の大胆ハイレグのシースルー水着を選び、「これはウェディングな感じで、結構お気に入りです。この写真もシーンも」と語ると、「これよこれ!これですよ。あれよあれよで、これですよ!」と、パッケージ写真でグラビア転向の意思表現したと猛アピール。ちなみに「もともとこういうハイレグ競泳水着は好きなので、可愛いなと思いました。エッチというよりかは、キレイ可愛いエッチな感じなので」と、抵抗感はなかったそうだ。


オススメのシーンについて尋ねると「キャビンアテンダントさんが、お洋服を脱ぐと、ちょっとエッチじゃないですか。ですからエッチなキャビンアテンダントさんなんです」と、CA制服シーンを推薦。また「キャビンアテンダントさんなんですけれど、制服も着ちゃって。ちょっとコスプレな感じでいいのかなって思います」とセーラー服シーンもお気に入りのようだ。


アイドルといえば、その多くは恋愛御法度。だがグラビア転向したことで、「辞めたから、恋も解禁です! (記者の)皆さん、これ見出しですよ!「恋も解禁」って」と、この日一番の大きな声で恋愛解禁を高らかに宣言。そこで記者から「恋のご予定は?」と尋ねられると「ございません。スミマセン」と笑った。


「今までできなかったことが、できるようになるかなって思っていて。本当に前向きで、楽しみでしかないです」とグラビア転向して心機一転の美輪。4月11日に誕生日を迎えることについては「24歳になるんですよね。兎年で干支が2回も回っちゃって。小さいころに思い描いていた24歳とはちょっと違う感じになりそうですけれど、自分が楽しいと思える毎日を、これからも過ごそうと思います」と抱負を述べた。ちなみに小さい頃に描いた24歳像は「結婚していると思っていました。でも、そんな甘くなかったです人生。ビックリしちゃう。でも恋も解禁ですからね」というと、フッと不敵な笑みを浮かべた。


◆取材・文:栗原祥光