DT用メモリでDDR5が1割超え、GB単価の急速な下落が後押し
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世界的なPC需要の減速によるメモリの単価下落を背景に、DT用メモリの市場規模は拡大している。こうした動きの中で、Intelの第12世代CoreやAMDのRyzen 7000シリーズに対応する、DDR5対応の構成比は23年2月に10.7%となった。DDR5対応の製品がランキングデータにあらわれたのは21年10月で、登場してから17か月経過した23年2月に1割を超えた。8割を占めるDDR4からの世代交替はまだ先になるだろうが、DDR5に対する需要が立ち上がり始めたといえそうだ。
今後はDDR5に対応するCPUの販売数が増えることで、DT用メモリにおけるDDR5の構成比も増加するのは確実だ。普及とともに単価が下落することで、大容量化も加速していくだろう。
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。
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