カルディの桜味スイーツを試す

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 暖かな日が徐々に増えてきて、いよいよ春の到来。街のさまざまな場所でも春を感じさせるグッズが増えてきた。カルディの売り場もその一つ。ピンクをはじめ、春以外の季節と比べて色鮮やかな商品が並べられている。今回は、中でも筆者がとくに気になった桜味のアイテム三つを紹介。ぜひ、購入して家でも春の気分を味わってもらいたい。

●チーズ蒸しパンに桜が加わりパワーアップ



 カルディで人気の「北海道産マスカルポーネでつくった極チーズ蒸しパン」が桜味となって登場。チーズのコクと香り、チーズケーキを食べているような、しっとりとしながらも軽やかな食感が魅力の蒸しパンに国産の桜葉がプラスされた華やかなアイテムだ。

 かわいらしいピンクの模様が入っているものの、チーズとパンの香りが強く、開封しただけではまだ桜の風味を感じられない。しかし、ひとくち食べると濃厚なチーズの合間から桜葉の上品な味わいが広がり口の中が一気に春になった。

 ところどころに見える黒い粒は桜の葉。原材料に桜花エキス加工品、桜葉塩漬と記載があるように“はんなり”とした甘さに加え塩気も若干感じられ、チーズとの相性が良い。しっとりとした独特の食感は健在で、チーズ蒸しパンの魅力が桜味によって、さらにパワーアップしたように感じられた。

●大人気のパンダプリンも春の装い



 「パンダプリン」シリーズは誰もがカルディで一度は目にしたことがあるのではないだろうか。チョコや紅茶、杏仁豆腐などさまざまな味が登場し、話題を集めてきた。そんな人気商品から桜味が誕生。537gとたっぷり入っているため、一つあれば家族や友人みんなでシェアできるスイーツだ。

 冷蔵庫で1日冷やしてから開封。ぷるぷるとして柔らかく、一部が崩れてしまった。取り出す際には注意が必要だ。つややかで薄い桜色の生地が美しい。ミルクと桜の香りがほんのりと漂う上品なスイーツだ。

 見た目から崩れやすいかと思いきやスプーンを入れると意外にもしっかりとした質感。口に入れるとつるんとした舌触りが心地よい。とろける食感とミルキーな味わいにほんのりと桜の味がプラスされている。優しい甘さと鼻に抜ける桜の香りがいやしを運んできてくれた。クセがなく食べやすいため、油断すると1本ぺろりと食べてしまいそうだ。

●春の香りでいやしのティータイム



 食で桜を満喫した後はドリンクにも注目。お湯を注ぐだけで手軽に作ることができる、インスタントの「さくらラテ」でティータイムを彩ってほしい。

 ティースプーン3杯、約8gのパウダーに100mlのお湯を注いで混ぜるだけ。20mlほどの少量のお湯で溶かした後に冷水を入れればアイスも作ることができるので、暖かい日にも重宝しそうだ。さらに牛乳でつくるとよりマイルドになるなど、楽しみ方はさまざま。

 お湯を注ぐと桜の甘い香りが漂う。鮮やかなピンク色がきれいで、味わう前から目と鼻で楽しませてくれる。ミルクと桜の甘さをほんのり感じる上品な味。カフェでいただくような本格的な味わいで、ひといきつくのに、ぴったりな癒しのドリンクだ。

 3種類どれも味だけでなく見た目や香りも春を感じさせるものばかり。ぜひ、季節の移り変わりを感じながら味わっていただきたい。(エフェクト・霜越緑)