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 VfLボーフムのパトリック・ファビアンSDが、健康上の理由によりしばらくの間、職務から離れることが明らかとなった。これはクラブ側が水曜日に発表したものであり、「相談役会や取締役会のメンバーとも合意に達しており、マルク・レッタウ氏が復帰まで引き継ぐことになります」と報告。さらにヴィリス代表は「できる限りパトリックのサポートをしていく。彼のプライバシーを守るために、これ以上の情報提供は差し控えさせていただきたい」と説明している。

 前任者であるセバスチャン・シンジーロルツ氏の右腕を担ってきた同氏は、2022年8月よりその後を受け継ぐ形で昇格。現役時代ではキャプテンとして長年チームを牽引し、また一方では4度の十字靭帯を乗り越えた経験ももち合わせており、これまで23年間に及ぶ在籍期間の中で選手としても、運営側としても様々な経験を蓄積してきた。なおSDとしての契約期間は2025年夏まで。

 暫定的に後を引き継ぐことになるレッタウ氏は、昨年12月にウニオン・ベルリンから招聘したばかりで、テクニカルディレクターを務めていた37歳の責任はさらに大きなものへと拡大。とりわけ現在ボーフムは前節に最下位に転落したばかりであり、最近4試合で得失点0:10という深刻な不振からの建て直しという大仕事が待ち構えている。

ボーフム、

 なお今回のケルン戦では出場停止だったアントニー・ルジアが復帰、最近体調を崩していたイヴァン・オルデッツも先発復帰の見込みで、ゲリト・ホルトマンは半月板の手術から初めてチーム練習に復帰。メンバー入りを果たしたが体力面での不足は否めないだろう。ミヒャエル・エッサーは胃腸の不良のため欠場。昨夏加入のマルコ・ヨハンソンがベンチ入りする。

ケルン、2ヶ月前の負傷から2選手が回復

 一方のケルンでは2ヶ月前のテストマッチにて筋肉系の負傷を抱え離脱していたクリスチャン・ペデルセンが、もう間も無くして練習場に戻ってくることをバウムガルト監督が示唆。来週か再来週には「通常通りに体づくりの練習を行えるはずだ」と語った。また同じ試合え不詳したルカ・キリアンは今週からチーム練習に復帰しており、ボーフム戦は時期尚早ながら「負荷を増していき」ながら間も無くの復帰が期待されているところだ。そのためCBコンビはヒューバースとシャボーが形成、195cmと高さのあるFWホフマンに対峙しなくてはならない。

Unser Geschäftsführer Sport Patrick #Fabian wird uns aus gesundheitlichen Gründen temporär nicht zur Verfügung stehen. Bis zu seiner Rückkehr wird Marc #Lettau seine Aufgaben übernehmen.https://t.co/gUXD1LoUdl

- VfL Bochum 1848 (@VfLBochum1848eV) March 8, 2023