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2月4日放送の「所さんお届けモノです!」は、“江戸時代のグルメ街道”甲州街道をたどるシリーズ企画の第7弾で、チャンカワイが街道一の難所“笹子峠”越えに挑みました。SPゲストの草薙航基(宮下草薙)とともに樹齢千年超の“矢立の杉”や昭和の遺構“笹子隧道”など歴史の香り漂う絶景をお届けしつつ、道なき道に悪戦苦闘…。リタイア寸前の2人を救ったのは、スタジオメンバーからの温かいメッセージでした。

■命がけの"峠越え"にガチで挑む!

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現在の大月市から甲府に向かう道筋にある"笹子峠"は標高1096mの笹子鴈ヶ原摺山を越える峠で、江戸時代の旅人たちが命がけで進んだという約12キロの超難所。

応援に駆けつけた草薙を見て、スタジオメンバー・新井ちゃんの登場を期待していたチャンは「話が違うなぁ!」とガックリ。ともあれ、日没までに峠を越えなければいけません。午前10時45分、2人はさっそく峠に足を踏み入れました。

眼前には12キロの過酷な道のり...のっけからどんよりムードの2人とは対照的に、「いいですね!何が起きると思う?予想しようよ」とワクワクの所さん。「一生懸命やってるさまに感動するんだよ」と、難所に挑む2人への期待も忘れません。

動物の骨や「クマ出没注意」の看板もそこかしこに点在する"ガチ"の峠越え。チャンと草薙、さらに草薙の単独ロケが心配でついてきたマネージャーも同行し、百戦錬磨のカメラスタッフも足を滑らせる超ハードなロケが幕を開けました!

■"矢立の杉""笹子隧道"歴史を感じるスポットが続々

スタートから1時間10分ほど歩くと、笹子峠一の絶景スポットが出現!歌川広重の浮世絵にも描かれた高さ28mの"矢立の杉"です。

樹齢千年を超え、戦国時代の武士たちが合戦に向かう際にはその幹に矢を放って必勝祈願をしたとも伝わる巨木を前に、「うーわ!すげえ!」「こんな立派な!」と目を丸くするチャン&草薙。

甲州街道を往来する旅人たちの憩いの場ともなっていたそう。現在では、すぐそばに設置されたゼンマイ式音声ガイドの回転ノブを回すと杉良太郎の名曲「矢立の杉」が流れるムード満点の観光スポットです。

その後、幅1メートルの崖上や道なき道を進むと、昭和初期に作られた"笹子隧道"に到達。昭和33年に新しいトンネルが完成するまで活躍し、現在では国の登録有形文化財になっています。こうして実際に歩いて街道をたどることで、当時の旅人たちの目線をリアルに感じることができますね。

■草薙が壊れた!過酷すぎる道行きを救ったのは...

落ち葉が堆積し足元が不安定なうえ、傾斜のきつい峠道は登っても登っても終わりが見えません。そんな過酷すぎるロケに疲労困ぱいした草薙がついに崩壊!

峠越えは続行不可能か!?と思われたその時、チャンが取り出したのは首にかけていたお守り袋。それは、以前、チャンを勇気づけるために所さん、新井ちゃん、田中さんがしたためた、心のこもった応援メッセージでした。

書かれた日付は"2018年"。「泣けるね...これを胸にしてたんだ。グッときたな、5年もやらせてもらってたか」と感じ入ったチャン。温かい思いにふれ、力が湧いてきます。「よし、行くか!」

そしてスタートから3時間30分、ついに笹子峠最高地点に到達。その後は急ピッチで山を下り、日没寸前に見事、笹子峠を完全踏破! 冒頭の所さんの期待通り一生懸命に峠に挑み、素晴らしい感動を見せてくれたチャン&草薙に、所さんも「思わぬ感じで見ごたえありましたね」としみじみ。

しかしなんとこの日、峠越えに想定より時間がかかってしまい、スタジオへのお届けモノは、無し。「そんなこともあるの!?」とビックリ仰天の所さんでしたが、「2人が頑張った、というのをお届けしたのね」と、あたたかい目で2人を称えていました。

所さんの期待通り、しっかりと"感動"をお届けしたチャン、次回からはいよいよ「甲州街道の旅」後半戦に突入です!

※笹子峠の名所情報は番組公式HPでも確認できます!

「所さんお届けモノです!」はMBS/TBS系で毎週土曜日あさ7時30分放送。
公式HPはこちら。
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スタジオメンバーからチャンカワイへ...あたたかいメッセージも確認できる2月4日放送回のTVerはこちらから!※2月11日(土)7:29まで