6月で解散する「BiSH」チッチ＆アユニが“解散”を提示されたときの本音を語る

2023年2月3日 19時30分

CMプランナーの澤本嘉光・権八成裕と“WEB野郎”こと中村洋基がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「澤本・権八のすぐに終わりますから。」。毎回超豪華なゲストを交えて、ダラダラと話しながら、広告のおもしろさや、世の中の疑問をするどく解いていきます。

1月8日（日）～22日（日）の放送では、BiSHの皆さん（メンバー2人が週替りで登場）と株式会社WACK代表取締役社長・渡辺淳之介さんが、3週にわたり登場！ 15日（日）の放送は、セントチヒロ・チッチさん、アユニ・Dさんが担当しました。6月29日（木）に東京ドームでおこなわれるライブをもって解散するBiSH。ここでは、チッチさん、アユニさんに今の心境を本音で語っていただきました。

（左から）アユニ・Dさん、セントチヒロ・チッチさん

◆BiSH解散に対する本音

渡辺：（BiSH解散は）“提案”という形で（メンバーに）話しました。

権八：最初に“解散”という言葉を聞いたときは、どう思ったんですか？

チッチ：私は“今か、マジかぁ”って思いましたね、素直に受け入れられなかったです。だから、すごく考えました。でも6人でBiSHなので、6人の意思決定をしなければいけなかったので、すぐに話し合いましたね。

権八：じゃあ今は納得している？

チッチ：納得とかの問題じゃないんですよね（笑）。

権八：そうだよね、失礼しました（笑）。

チッチ：（笑）。納得するかしないかじゃなくて、BiSHとしてみんなの話を聞いて「じゃあこういう答えにしよう」と。どうやって答えを出して、これからどう進んでいくかだと思います。すべてにおいて納得するって難しいことだと思うし、でもそれを受け入れながら、自分の意思を持って歩いていくという感じですかね。

続けることも、かっこいい時期に散っていくことも、両方にかっこ良さがあると思っていて。私は続けることもかっこいいと思っていたので、最初は納得できなくて、悔しいなって涙がいっぱい出ましたけど、みんなの話を聞いた今は“かっこ良く散ることもBiSHらしくていいんだな”と思っています。

でも、BiSHが好きだから、心のなかでは“まだ解散したくない”という思いはずっとあって、別にそれは無理に消す必要もないのかなと。だから“納得している”って言ってしまうと、全部を受け入れているような気がして（私としては）嘘になっちゃうので、あまり言わないようにしています。

権八：なんか、切なくなってきたなぁ……。

チッチ・アユニ：ハハハ（笑）。

澤本：なんか、今日はいい回だよね。

権八：そんな答えが出てくるとは思っていなかったなぁ……。複雑な心境なんだね、良い意味で。

チッチ：そういうことを素直に言わせてくれるので、ありがたいです。

澤本：アユニさんは？

アユニ：前回の放送 https://news.audee.jp/news/b17HnLX7h2.htmlで渡辺さんが話していたようなことも、私たちに話してくださって。私は渡辺さんに憧れて、もともとBiSHが大好きで入ったので、言ってくれたことも“確かにそうだな”“私たちのことを考えたうえで話しているんだな”って。

自分でも「おばあちゃんになるまでBiSHはやっていられないだろうな」というのはあって、その輪郭をはっきりさせてくれたので“希望が見えた”というのもあります。

でも、チッチのように（まだ解散したくないと）思っている子もいるし、6人の性格って本当にバラバラなんですよ。だけど、6人の合致していることはBiSHが好きで、BiSHになりたくて入ったということ。だから、向いている方向は同じなので、6人で話し合って、覚悟を決めて解散することになりました。