著書やメディアを通じて、シンプルライフを提案する金子由紀子さん(57歳)。あえて「増えてもOK」としているものもあるのだとか。ここでは、金子さんが“増やしてもOKとしているものについてご紹介します。

50代から始めた「増えてもOK」としているもの

50代になってからは子どもに手がかからなくなり、趣味を楽しむ余裕もできたという金子さん。これまでできなかった手芸や、大好きなタイ料理の材料や道具は、増やしてもいいというルールに。

「処分に困らない範囲で、ときにはワクワクするものを買いたすのも、暮らしの楽しみです」

●タイ料理の道具とハーブは、好きなだけ増やしてOK!

ハーブ用の石臼や飾り切り用スライサーを購入し、冷蔵庫のきり替え室をタイ料理用ハーブ専用に。

「自粛期間中にもタイ料理をよくつくり、家族に好評でした」

手づくりカオマンガイのチキンにかかったタレは、石臼でたたいたハーブをたっぷり加えた本格味。専用スライサーを使えば、キュウリの飾り切りも簡単にできて気分アップ。

●洋裁の布と道具はつくれる分なら持ってOK

「洋裁が得意な妹に教えてもらい、カーテンや自分の服など、あれこれつくっています。ミシンは東日本大震災のときに必要という人がいたので譲りましたが、その後洋裁をやりたくなり、周りに話していたら、不要だという人から譲ってもらえました」

一度手放しても、必要なときはまた手に入るもの、と実感したそう。

『これからの暮らし by ESSE vol.3』では今回紹介した以外に、暮らしの達人のみなさんの「持ちすぎない暮らし」や、50代からのユニクロおしゃれ術、老後のお金の不安解消Q&A、腸活レシピ、B-life Marikoさんの「1日1分寝落ちヨガ」など50代以上の暮らしに沿った情報が満載。ぜひチェックしてみてください。