寒い日が続き、風邪もひきやすい時期。仕事や子育て、さらに受験にもシーズン突入し、「絶対風邪をひきたくない」という人も多いのではないでしょうか。そんなときに意識したい生活習慣を、池袋大谷クリニック院長の大谷能生先生に教えてもらいました。

昼の健康習慣。食事内容と軽い運動、そして休息も重要に

風邪をひかない体をつくるには、ほどよく活動的に過ごしてみて。

●1:無理な筋トレはNG!隙間時間で10〜15分「散歩」する

「散歩で得られる効用は、体内でビタミンDを生成する日光が浴びられることと、リラックス効果が得られること。健康維持のためには、激しい運動より軽めの運動習慣がおすすめです」

ちなみに約10分で1000歩、歩けます。

●2:感染予防はマスクで!外出時は「高機能」のものを選ぶ

「絶対に風邪をひきたくないなら、人混みを避けることが鉄則ですが、人の多い場所では空気感染対策として、できるだけ高機能なマスクの着用がいいですね」

また、帰宅時は手洗い、うがいを念入りに行いましょう。

●3:忘れがちな栄養素。昼食は「高タンパク」な食材を意識

「忙しいと麺類やパンなど炭水化物主体の手軽なものになりがちですが、サンドイッチなら高タンパクなチキンを選び、同時に野菜もとる工夫が必要です」

とくに筋肉の材料となるタンパク質は、1日3食バランスよくとることがおすすめです。

●4:脳の休憩も大切!昼食後は「15分」昼寝する

「昼寝をすることで脳が休まり、頭がスッキリとリフレッシュできるので、午後からのパフォーマンスもアップします」

15〜20分と短く切り上げるのもポイント。長く寝てしまうと、逆に疲れを感じてしまうので要注意!