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 1.FCケルンはレアルト・パカラダを獲得した。獲得前にケルンのケラー強化担当が「ブンデス2部最高の左サイドバック」と評されていた28才は、新天地と2026年までとなる3年の契約を締結。加入は夏からとなり、つまりは来シーズンに向けたケルンの補強第一号ということにもなった。

 ケラー強化担当は獲得に際して、「レアルトは近年、ブンデス2部で常に高いレベルのパフォーマンスを示しており、特にオフェンスに良いものがあるが、守備面での成長も引き続き続けられればチームに多くのものをもたらしてくれることだろう」と評価。ブンデス2部で最も優れた得点源として知られ、ビルドアップやテクニックにも長けており、昨季に2部10アシストを記録して注目を高めていた。
 
 ちなみにアーヘンに生まれケルンで育ったパカラダにとっては、「来季よりケルンのユニフォームの袖を通せるということは信じられないほど誇らしいこと。ホームデビュー戦が待ち切れないよ。」と喜びのコメント。さらにこれは同時にブンデス2部通算230試合でプレーしてきた同選手にとって、(ケルンが降格しない限り)ブンデスリーガデビューをも意味するものとなる。それではヨナス・ヘクターの動向は?このことについてケラー強化担当は、今回の獲得とは関係がないことを強調した。

New boy in town

Leart Paqarada wechselt zur neuen Saison ablösefrei vom FC St. Pauli zum #effzeh. Der Linksverteidiger hat einen Vertrag bis 30. Juni 2026 unterschrieben.

Wir freuen uns schon auf dich, Leart! pic.twitter.com/1lBc29MYHE

- 1. FC Köln (@fckoeln) January 23, 2023

ニースでの暴動起こしたケルンファンに1年半の実刑判決

 およそ4ヶ月前に1.FCケルンのファンがフランス南部の都市ニースにて行われたヨーロッパ・カンファレンスリーグにおいて、1.FCケルンとOGCニースのサポーターとの間で深刻な暴動が発生。試合は1時間近く中断した上に40人以上が負傷したが、それを引き起こしたとされる36才男性に対してベルギッシュ・グラッドバッハ地方裁判所は、執行猶予なしの1年半の実刑判決を言い渡した。これは検察側が求める1年9ヶ月より若干下回るもので、「確かな反省の色」は評価しつつも「現場から離れた」ことには疑問を呈し、また前科も考慮しての判断となったという。まだ判決は確定とはなっていない。