ブラジル移籍のスアレスが37分間で衝撃のハットトリックデビュー、点取り屋は健在「キャリアのベスト」

写真拡大

ウルグアイ代表FWルイス・スアレスが、新天地で衝撃的なデビューを果たした。

フローニンヘン、アヤックスやリバプール、バルセロナでゴールを量産してきたスアレス。アトレティコ・マドリーでは期待に応える活躍はできずにいると、2022年7月に古巣のナシオナルへと完全移籍した。

スアレスはカタール・ワールドカップ(W杯)で3試合に出場もゴールはなし。ウルグアイもグループステージで敗退するなど失意の中、1月にグレミオへと完全移籍を果たした。

そのスアレスは、17日に行われたレコパ・ガウーシャ決勝のサン・ルイス戦に出場。圧巻のパフォーマンスで力の差を見せつける。

開始5分、左サイドからの浮き球のパスをボックス内左で受けたスアレスが、飛び出したGKの頭上を越えるループシュート。これが決まり、グレミオが先制する。

その後1点ずつを決め、2-1で迎えた31分には、相手の浮き球のパスをカットすると、そのままダイレクトで繋ぎ、最後は抜け出したスアレスが冷静に決めて3-1とする。

そして38分にはボックス左からのクロスがクリアされて浮き球になるも、ボックス内右で待ち構えたスアレスがダイレクトボレー。GKが戻るも強烈なシュートがネットに突き刺さり、37分間でハットトリックを決める鮮烈デビューを決めていた。

試合後、スアレスは最高のデビューについて「キャリアのベストだと思う」とコメント。「アトレティコでも良いデビューだった。精神的なものだと思う」と回想し、「決勝で集中した時は今日のようなプレーをしなければいけない」と、レコパ・ガウーシャの優勝を喜んだ。