浜に座礁したクジラ、無事に海へ 体長165センチの未成熟個体 台湾=基隆市政府

写真拡大

(宜蘭中央社)北東部・宜蘭蘇澳の砂浜で13日、体長165センチの小型のクジラ、オガワコマッコウが打ち上げられているのが見つかった。北部・基隆市の保護施設に送られ14日早朝、無事海に返された。

基隆市政府が発表した報道資料によれば、発見されたのは未成熟な雌。目立った外傷はなかったが、日没で暗くなり放流に適さないとの判断から同市の施設に収容された。

期間中、照明や音に反応するといい、14日午前6時ごろ基隆沖に返され、海に戻ることができた。

オガワコマッコウは主に熱帯から温帯海域に生息する。宜蘭と北部・新北市の海岸でしばしば見られ、台湾本島で座礁が多く報告されている。

(沈如峰/編集:荘麗玲)