鷹嶺ルイさん(プレスリリースより)

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人気VTuberグループ「ホロライブ」の鷹嶺ルイさんが2022年12月19日、YouTube生配信で、ファンをATM呼ばわりしたように取れるとして物議を醸していた18日の配信での発言を釈明・謝罪した。

「ATM発言 擁護できないししようとも思わない」

鷹嶺さんはホロライブに所属する女性VTuber。「安心して推せるバラエティーアイドル!!」として、ゲーム実況や歌唱動画などを中心にアップしている。

問題視されたのは、18日に行われた麻雀配信「雀荘ホロくらぶ杯」でのひと幕だ。

ホロライブメンバー3名とCPUの4人で対戦中、やけに振り込むCPUがいるとして、同じくメンバーの宝鐘マリンさんが「なんかCPUが『ATM』って言われてるよ」とすると、鷹嶺さんは「なんだろうねぇ、ホロリスかなぁ?」と反応。「ホロリス」は、「ホロライブリスナー」の略で、ホロライブのファンを示す言葉だ。

何気ない雑談だったと流すファンも多かったが、一部では「ファンをATM扱いしているのでは」と疑問視する声が上がった。

「ホロリスのことをATM呼ばわりするのはちょっとおかしくね?ホロライブに所属してる人がそれ言うのはアウトでしょ」
「ルイはそこそこ頑張ってていいイメージ一個二個ついてたけど まじ台無しなったわ ホロリス=ATMっていう認識から」
「鷹嶺ルイのホロリスはATM発言 擁護できないししようとも思わない 自分やホロライブを支えてくれているリスナー、ファンを酷く裏切った発言」

「そういう意味合いじゃない」と釈明

批判を受け、鷹嶺さんは19日の配信で、発言の意図を説明し謝罪した。

集中して話すためにBGMを消させてほしいとした鷹嶺さんは、「そういう意味合いじゃないっていうことを伝えたいのと、知らない人もいるけれども、そういう人の耳に入った時に誤解されたくないので伝えさせていただきます」と切り出した。

「ATMという言葉をホロリスとかけて。ホロリスはATMなんじゃないか、みたいなことを思っているんじゃないかと言われております。私もそう言われているということを知った時に、自分のアーカイブを見て、確かにこれはそう思われても仕方がないことだなって自分で思ったんですよ」

あくまで発言のタイミングが悪かっただけだとするも、誤解を招いたことは「自分の責任だなって思いました」とした。発言の意図としては、こう説明している。

「『ATM』っていう言葉からホロリスを連想したのではなくて、(鷹嶺さんとしては)ATMっていうその話はそこで終わっていて。別の意味合いで、麻雀のCPUがあがり牌を忖度して渡していたりとか、手加減しているように見えたっていうところで(発言した)。ホロメン(ホロライブのメンバー)が大好きだから、あがれるように忖度してあがり牌を渡してくれたんじゃないか? ホロメンだから手加減してくれてるんじゃないか? っていう全く別の意味合いで、『もしかしたらこのCPUはホロリスかもね』みたいなことを伝えてしまった」

「そう思われても仕方ない。勘違いさせてしまった」

発言の意図は全く違うとしつつも「ATMという言葉の後に、ただ『ホロリスだよね』と言ったから確かにATMと関連付けられて仕方ない。そう思われても仕方ない。勘違いさせてしまったな」と反省を口にした。

「私にはそういう意図ないんですけど、悪意がある切り抜きっていうよりは私が配慮に欠けた」として、「意図がなくてもそう聞こえてしまうような発言になってしまったことは、本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。

鷹嶺さんは説明と謝罪が遅れたことについて、悪意のない発言だったことから視聴者を傷つけていたことに気が付かず、かえって対応が遅れてしまったと説明し改めて謝罪。

「そういった意図は全くないし、私の意味合いは全く違ったものなので。そういったものを理解していただきたいなって思います」と呼びかけた。