今月5日から始まった全日本Uー12サッカー選手権大会栃木県大会。146チームが出場した大会は23日、宇都宮市内で決勝戦を迎えました。

対戦カードは去年と同じ顔合わせ、黄色のユニフォームの栃木SC・Uー12と、緑色のユニフォームのヴェルフェ矢板・Uー12フルールです。

雨が降りしきる中、20分ハーフの試合は序盤から一進一退の攻防が続きますが、お互いあと一押しが足らず前半を0対0で折り返します。

後半開始直後にはヴェルフェがゴール前の混戦からネットを揺らしたかと思われましたが、キーパーチャージの判定でノーゴール。このまま後半終了かと思われた残り5分、ヴェルフェの藤本斗聖が右サイドからクロスを上げると、後ろから走ってきた生田目虎雅が頭で合わせて1点をもぎとります。

何とか追いつきたい栃木SC、途中出場の岡可翔がミドルシュートを放ちますが、ヴェルフェのキャプテンでキーパーの和氣楓真がダイビングセーブ。

ヴェルフェが2年連続4回目の優勝を飾り、来月26日から鹿児島県で始まる全国大会への進出を決めました。