新型コロナウイルスについて栃木県内では22日、新たに4人の死亡と2,443人の感染確認が発表されました。1日あたりの新規感染者数の発表が2千人を超えるのはおよそ3カ月ぶりです。

感染が確認されたのは医療機関の診断が2千320人、詳細な発生届の提出が必要のない人を支援するフォローアップセンター分が123人の合わせて2千443人です。公表日ベースで1日当たりの新規感染者数の発表が2千人を超えるのは感染拡大の第7波だった今年8月25日以来、およそ3カ月ぶりで 感染再拡大の傾向が強くなっています。県内の感染者は累計で、26万7千588人になりました。

また、新型コロナウイルスに感染した70代男性と80歳以上の女性3人の合わせて4人の死亡が確認されました。県内の死者は累計で570人になりました。

クラスターの情報です。鹿沼市の高齢者施設で入所者17人と職員4人の合わせて21人の感染が確認されるなど合わせて4件、発生しています。

また、県保健環境センターなどがコロナ患者のゲノム解析を行った結果、10月29日から11月4日の間に感染力が強いとされるオミクロン株の新たな系統であるBQ.1系統が県内で初めて確認されました。