ものづくり産業に興味を持ってもらおうと宇都宮市の商業施設で20日、工業系の高校などが日頃の学習の成果を発表する展示会を行いました。

ハンドベルで県民の歌を奏でているのは栃木工業高校の生徒たちが作った自動演奏装置です。宇都宮市のFKDインターパーク店で行われた「工業祭り」は子どもたちに工業の面白さを感じてもらい将来の担い手になってもらおうと今回初めて開かれました。会場には日産栃木自動車大学校や宇都宮日建工科専門学校の3つの学校のブースが設置され、訪れた親子連れなどは工業の魅力を感じていたようでした。

なかでも人気だったのは栃木工業高校のマイコンカーで、白い線をセンサーで感知してコースを外れることなく走り続けます。今後さらに参加校を増やし、来年以降も定期的に開催する予定です。