無人自動配送ロボット京セラコミュニケーションシステム株式会社、北海道石狩市、ヤマト運輸株式会社は、無人自動配送ロボットを活用する個人向け配送サービスの実証実験を開始した。北海道石狩市緑苑台東地区の一部エリアの公道(車道)で実施。社会実装に向けた技術・運用・事業面の検証を行い、新たな配送サービスの実現と持続可能な地域社会への貢献を目指す。この実証実験は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募し、2022年6月に京セラコミュニケーションシステム株式会社が採択された「革新的ロボット研究開発基盤構築事業/自動配送ロボットによる配送サービスの実現」の取り組みの一環として実施される。期間は2022年11月下旬までの平日で、9:00〜16:30の予定。ただし、悪天候や車両調整によって実施期間が変更になる可能性はある。走行ルートの総延長は約5kmで、本実証実験のモニター登録者宛ての荷物が対象。走行中は遠隔から監視者がモニタリングし、状況に応じて無人自動配送ロボットを遠隔操縦する。自動配送ロボットは、受取人が事前に指定した受け渡し場所に移動。利用者はロボットのタッチパネルを操作して、あらかじめロボットの「ロッカー」に格納された荷物を受け取る。その後、ロボットは次の受け渡し場所へと移動。なお、配送ロボットには、走行中にCO2を排出しないバッテリー駆動の仕様が採用されている。実証実験のイメージ走行エリア京セラコミュニケーションシステム株式会社/北海道石狩市/ヤマト運輸株式会社
問い合わせ:0120-01-9625(ヤマト運輸株式会社 コールセンター)
URL:https://www.kccs.co.jp/contents/mobility/
2022/11/09