米国土安全保障省サイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁(CISA: Cybersecurity and Infrastructure Security Agency)は9月15日(米国時間)、「CISA Adds Six Known Exploited Vulnerabilities to Catalog|CISA」において、「Known Exploited Vulnerabilities Catalog」に6個の脆弱性を追加したと伝えた。これら脆弱性はサイバー犯罪者によって積極的に悪用されていることが確認されており注意が必要。

CISA Adds Six Known Exploited Vulnerabilities to Catalog|CISA

影響を受ける主な製品やサービスは次のとおり。

CVE-2022-40139 Trend Micro - Apex One and Apex One as a Service

CVE-2013-6282 Linux - Kernel

CVE-2013-2597 Code Aurora - ACDB Audio Driver

CVE-2013-2596 Linux - Kernel

CVE-2013-2094 Linux - Kernel

CVE-2010-2568 Microsoft - Windows

脆弱性の主な内容は次のとおり。

今回カタログに追加されたLinuxとWindowsの脆弱性は、それぞれ2010年と2013年にアドバイザリが発行されており、かなり古いもの。カタログにはアクティブに悪用されている脆弱性が追加される仕組みになっており、脆弱性自体は古いものが含まれることもある。

カタログに追加されたということは、これら脆弱性が依然として塞がれないままになっており、サイバー攻撃に悪用されていることを意味している。カタログに追加された製品に関しては再度情報を確認するとともに、必要に応じてアップデートを適用することが望まれる。