ESETは9月14日(米国時間)、「You never walk alone: The SideWalk backdoor gets a Linux variant|WeLiveSecurity」において、Linuxを標的にするバックドア型マルウェア「SideWalk」の亜種を発見したと伝えた。この亜種は2021年2月に香港の大学に対し、初めて展開されたことが確認されている。
You never walk alone: The SideWalk backdoor gets a Linux variant|WeLiveSecurity
SideWalkバックドアは、SparklingGoblinが主に使用しているWindowsを標的としたマルウェア。特定されたLinux亜種はSparklingGoblinが使用する各種ツールと似たコードが複数あることに加え、SparklingGoblinに使われていたコマンド&コントロール(C2: Command and Control)のアドレスが使われていることが判明している。そのため、ESETはこのマルウェアをSparklingGoblinによるものだと判断している。