クロスプラットフォームのテキストエディター「micro」のバージョン2.0.11がリリースされた。GitHubのリリースページから各プラットフォームのバイナリー、ソースコードを入手できる。microは標準的なキーバインドを採用しつつも、自由なカスタマイズが可能。150言語以上の構文強調表示や、24ビットカラー(トゥルーカラー)までの配色に対応する。

Windows PowerShell上のmicro バージョン2.0.11

本バージョンでは、clip.exeを用いたWSL(Windows Subsystem for Linux)のクリップボードサポートや、検索結果をハイライト表示するオプションを追加。クリップボード設定用制御文字列(OSC52)サポートの修正や、構文強調表示の修正・改良・対応言語の追加を行った。他にもRust向けのlintであるclippyやgo用のgo vetのサポート、ビルド時に画像ファイルなどのリソースを埋め込むgo-bindataではなく、go:embedを採用している。本バージョンはマイナーアップデートに位置するものの、バージョン2.0.10から数えて約1年ぶりのバージョンアップとなった。