インテルでの新シーズンに挑むルカク photo/Getty Images

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一昨季インテルをセリエA王者に導き、昨夏にチェルシーへの再挑戦を決めたロメル・ルカク。序盤は存在感を見せつける活躍を遂げるものの、徐々に勢いは衰えて最終的には、インテルでのゴール数を下回り公式戦12得点に終わった。

そんなルカクは新シーズンに再びインテルへと復帰。セリエA連覇を逃したインテルは、王座奪還に向けて強力なストライカーを獲得した。ルカクも自身の得点能力を存分に発揮できるクラブでゴールへの感覚を戻したいところだろう。

インテル加入が決まり、記者会見を行ったルカクは、古巣復帰を喜ぶとともに、チェルシーへの移籍を後悔したようだ。会見に臨んだルカクは、「インテル退団は良くなかった」とコメント。チェルシーへの2年目の挑戦よりも、インテルでの王座奪還に気持ちが動いており、「ミラノに戻ってくることができて幸せだ。僕の心はここにある」と明かした。

2022-23シーズンはルカクを獲得したインテルの逆襲のシーズンとなるだろうか。ラウタロ・マルティネスも残留し、チームは優勝したアントニオ・コンテ政権時のような強さを発揮したい。そのためには得点感覚を戻したベルギー代表FWの復活が必要だ。