6回1失点と粘投し今季10勝目を手にした阪神・青柳晃洋

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○ 阪神 2 − 1 中日 ●

<15回戦・甲子園>

 阪神は3連勝で、試合がなかったDeNAを勝率1厘差でかわし3位に浮上。6回1失点と好投した青柳晃洋が、両リーグ最速で2ケタ10勝(1敗)に到達した。

 青柳は初回に1番・大島洋平に安打と盗塁で得点圏に進まれ、一死三塁から3番・岡林勇希に適時内野安打を許し先制点を献上したが、2回、3回とピンチを切り抜け、4回以降は1安打ピッチング。6イニング・96球を投げ6安打、無四球4三振と粘りの投球でゲームメイクした。

 援護したい打線は「7番・一塁」で先発起用された北條史也が、2回一死一塁の場面で1号逆転2ランを放ち、これが決勝打に。

 中日の高卒2年目左腕・上田洸太朗の投球に苦戦し、終わってみれば6回2安打2失点と抑え込まれたが、阪神投手陣も奮闘。7回以降はラウル・アルカンタラ、湯浅京己、岩崎優の“勝利の方程式”で1点リードを守りきった。

 決勝打の北條とともにお立ち台に上がった青柳は、「(投球内容は)全然良くなかったんですけど、梅野さんに助けられましたし、何より北條のホームランのおかげでここに立つことが出来ました」と味方のサポートに感謝。

 12球団最速での10勝到達については、「“1番”は嬉しいことですけど、何よりも僕が投げた試合でチームが1勝でも多く勝てるようにと思っているので、僕の勝ちというよりも、チームが勝てたことを嬉しく思います」と話した。

【動画】この一発が決勝打!阪神・北條が1号逆転2ラン


文字通り、起用に"一発"回答🔥

逆転ホームラン‼️
「左キラー」北條史也が甲子園に虹をかけた🌈

⚾プロ野球(2022/7/15)
🆚阪神×中日
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