チェルシー、DFクリバリ獲得でナポリと合意か…正式発表は時間の問題に

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 チェルシーが、ナポリに所属するセネガル代表DFカリドゥ・クリバリの獲得で合意したようだ。13日、イギリスメディア『BBC』や同『アスレティック』などが伝えている。

 チェルシーは、ドイツ代表DFアントニオ・リュディガーとデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンが契約満了で退団したことから、今夏の移籍市場ではDFの補強が必要となっている。すでに、オランダ代表DFマタイス・デ・リフト(ユヴェントス)やオランダ代表DFネイサン・アケ(マンチェスター・C)、フランス代表DFジュール・クンデ(セビージャ)といった選手たちに関心を持っていることが伝えられていたが、現在はクリバリの獲得に近づいていることが明らかになっている。

 報道によると、チェルシーはナポリと4000万ユーロ(約55億円)の移籍金で合意に至ったという。すでにクリバリは14日にロンドンでメディカルチェックを受けるために、13日夜に渡航したことも伝えられており、契約書へのサインなどが完了次第、プレシーズンが行われているアメリカへと向かうようだ。なお、当初は5年契約と報道されていたものの、2026年6月30日までとなる4年契約を締結することになりそうだ。

 現在31歳のクリバリは2010年にメスのユースチームからトップチームへ昇格すると、2012年にはヘンクへと完全移籍し、2014年7月からナポリでプレーしている。在籍8シーズンで公式戦317試合に出場し、14ゴール8アシストを記録している。また、2015年9月にセネガル代表デビューも果たし、通算62試合に出場。今年2月には主将としてチェルシーのGKエドゥアール・メンディらとともにアフリカ・ネーションズカップ初優勝にも貢献した。

 なお、13日にマンチェスター・Cからイングランド代表FWラヒーム・スターリングを獲得したことを発表しているチェルシー。クリバリが新体制2人目の補強になる見込みになっているほか、マンチェスター・Cのアケ獲得にも近づいていることが報じられている。