フランクフルト指揮官はコスティッチ残留を想定 「我々の選手、これから先もずっと…」

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フランクフルト指揮官はセルビア代表MFフィリップ・コスティッチ(29)の残留を信じているようだ。

2018年8月にハンブルガーSVからフランクフルトへとレンタル移籍で加入したコスティッチ。2019年7月には完全移籍に切り替わると、左サイドを主戦場にフランクフルトの攻撃を牽引。

2021-22シーズンはブンデスリーガで30試合に出場し4ゴール9アシストを記録。ヨーロッパリーグ(EL)では12試合に出場し3ゴール6アシストを記録して優勝に見事貢献。ELの年間最優秀選手にも輝いていた。

そのヨーロッパ屈指のクロッサーに関してはユベントスが個人間で口頭合意に至ったとの報道も出ているが、フランクフルトを率いるオリバー・グラスナー監督は、コスティッチの残留を想定しているようだ。

ドイツ人指揮官はドイツ『スカイ』で、クラブとの契約が最終年を迎える29歳に言及。「彼は我々のプレーヤーであり、これから先もずっとそうであると想定している」と残留を信じている。

「彼については一般的に多くの憶測が飛び交っているが、私は落ち着いている」

「セビージャ(EL決勝)の後、私は彼がアイントラハトでの最後の試合ではなかったと確信していると言ったが、それを信じ続けている」

「スポーツの観点から言えば、それはとても明確なことだ。私はフィリップに残ってほしいと思っている。なぜなら、我々は彼を人間として、フットボーラーとして評価しているからだ」

「彼も同様に、我々のことを理解しているし、チームや街での自分たちの立ち位置も理解している。今現在、彼は我々のプレーヤーであり、これから先もずっとそうであると想定している」

なお、ユベントスに関してはアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアをすでに獲得し、ローマのイタリア代表MFニコロ・ザニオーロへの関心を強めるなど、左利きで前線を主戦場とするコスティッチとプロフィールが重なる選手の獲得に動いている。

そのため、同選手から撤退した可能性も伝えられている。