金子隼也

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映画『ウルトマントリガー エピソードZ』のグランドフィナーレ舞台挨拶が、2日の都内で行われ、キャストの寺坂頼我、豊田ルナ、金子隼也らが登壇した。

キャスト同志、それぞれの第一印象を答えていったところで、豊田が金子のことを「クールガイ」と一言で伝えていたが、ウルトラマンゼットでナツカワ ハルキを演じていた平野宏周から届いた手紙で、一番最初に感極まり、涙を見せる場面があった。

ヒジリ アキト役の金子は「僕は今日ですね、本当に泣く予定じゃなかったんです」と言い訳を連発しながら、笑いを起こした。顔を何度も上に向けたものの、涙をこらえられずにいたことに「ハルキさんから届いた手紙で、やられちゃいましたね」と仕方がなかった状況も説明。気を取り直して「これからは、僕も皆さんと一緒になって『トリガー』を応援できたら嬉しいです」と笑顔に変えた。

シズマ ユナ役の豊田も、作品を見終わったファンに向けて、メッセージを発した。『トリガー』という作品に、私がこれだけ力を注げることが出来たのは、皆さんが想像を超えるほどの笑顔を私たちに下さったからです。私たちは、本当に皆さんの笑顔に支えられて、今日の場所に来ることが出来ました。この笑顔を次の『デッカー』にも向けて欲しいですし、いつまでも『トリガー』を忘れないでいてくれたらなと思います」と呼びかけた。

そして、主人公・マナカ ケンゴ役の寺坂も、金子や豊田につられて感情が高ぶり、涙があふれて「ダメだ」とつぶやく様子もあった。それでも、声を大きくして「トリガーになれて、みんなと出会えて、先輩や後輩がいて、本当に素敵な世界にも巡り合うことも出来ました。最高の日々でした」としみじみ話した。

続けて「ウルトラマンの話しは、まだ終わりじゃなくて、戦いが続いているんです。そう、ウルトラマンは、ずーっと続いていくので、また、みんなと会うときが来たら、最高のスマイルスマイルで、みんなを迎えたいなと思います。その日まで、全力で頑張って過ごしていきましょう。ウルトラマンをずーっと好きでいてください」と強く願った。


▼ (左から)松本大輝、豊田ルナ、寺坂頼我、金子隼也



▼ (写真右)寺坂も涙が溢れていた



イベントの途中からは、1週間後の7月9日から始まる新シリーズ『ウルトラマンデッカー』(テレビ東京系)から、主人公のアスミ カナタ役の松本大輝も駆け付け、舞台上で、”光のバトンタッチ”をしてみせた。そのバトンを受け取った松本は「トリガーの皆さんは、温かくてイイ人ばかり、僕も今日、皆さんと一緒にこの光景を見ることが出来て、僕も幸せです。これから、ウルトラマンデッカーとして、進んでいくことが、とても楽しみになりました」と先輩たちから刺激を受け、今後の期待を大きくしていた。

今回の映画は、3月18日から劇場公開されて、また、円谷プロダクションの動画サービス「TSUBURAYA IMAGINATION」でおいても配信。5月12日に最終上映を迎えていたが、新番組『ウルトラマンデッカー』の放送直前になって、バトンが渡される試写イベントとして企画されていた。


▼ (左から)松本大輝、寺坂頼我


▼ 映画『ウルトマントリガー エピソードZ』特報


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映画『ウルトマントリガー エピソードZ』 - 公式WEBサイト