7インチ(15.47cm × 8.71cm)のディスプレイを搭載した超小型ノートPC「Pocket Reform」が、ドイツのハードウェアメーカー「MNT Research」より発表されました。

Introducing MNT Pocket Reform-MNT Research

https://mntre.com/media/reform_md/2022-06-20-introducing-mnt-pocket-reform.html

The PocketReform is a made-in-Berlin Linux handheld

https://tuxphones.com/mnt-pocketreform-open-hardware-linux-pda-keyboard-arm/

Pocket Reformは以下のような見た目で、フルHD(1920×1080 310 ppi)の7インチディスプレイにキーボードと10mmトラックボールを備えています。全体のサイズは20×12.6×4.5cmで、重量は「未定」。最大128GBのeMMC、USB Type-Cポート×2やMicroSDカードスロット、最大2TBまでのNVMe SSDスロットを搭載しています。



バッテリーは8000mAhで、USB PDに対応。Micro HDMIポートから最大4Kの映像出力が可能なほか、802.11ac(Wi-Fi 5)やBluetooth 5.0対応で無線接続もバッチリ。さらに4G/5G/LTEモデム用のWWANスロットやmicroSIMカードスロットなどもオプションで付け加えることができるとのこと。モノラルスピーカー付きDACやハードウェアスイッチ付きのMEMSマイクも搭載されています。



さらにハードウェアはオープンソースで、カスタマイズや修理が自由に行えます。OSはDebianやArch Linux、Ubuntu、VoidといったLinuxディストリビューションに加えて、Plan 9 (9front)やGenode、OpenBSDといったOSに対応しており、Sway、GNOME、KDE Plasmaといったデスクトップ環境を利用可能です。



Pocket ReformはノートPCとスマートフォンとの中間を担い、旅行先や外出先、通常のノートPCの持ち運びが困難な倉庫などでの使用に最適とのこと。Pocket Reformはまもなく初期ベータプログラムが開始される予定で、最新情報はニュースレターで確認できます。