AKB48の坂口渚沙が、18日(19:00〜)にYouTubeチャンネル「オカルトエンタメ大学」で生配信される『緊急検証! 怪運・呪物鑑定團〜NO JUBUTSU,NO LIFE〜』にゲスト出演する。

『緊急検証! 怪運・呪物鑑定團〜NO JUBUTSU,NO LIFE〜』に出演する坂口渚沙(左)と大槻ケンヂ (C)オカルトエンタメ大学

同番組は、毎回テーマを掲げ、専門家をスタジオに招いて徹底検証していくオカルトバラエティ番組シリーズの最新作。シリーズ初の試みとしてYouTubeで配信される今回は、「呪物」をテーマに、古今東西の呪物を夜な夜な収集する呪物コレクターたちが、自慢の逸品を携えて登場する。

■AKB48坂口渚沙&大槻ケンヂ インタビュー

――収録を終えての感想をお願いします。

大槻:呪物コレクターの世界が垣間見れて今回も面白かったですね。

坂口:博物館に来たみたいでした(笑)。楽しくて色々な世界の呪物を見て回りたい気分になりました。あとコレクターのみなさんは、所有するために命を張っているんだな、と思いました(笑)。

――印象に残った呪物はありましたか?

大槻:中沢(健)さんの「キングギドラ」(笑)。特にレアでもないソフビだったのが衝撃的でしたね(笑)。そうきたか! と。

坂口:私は早瀬(康広)さんの「人間が壊れる呪いの絵画」。あれを家に飾っているとお話しされていたのでその勇気が凄い。

――呪物をお持ちだったりしますか?

大槻:昔若くして亡くなったアイドルの方が描いた小鳥の絵画を持ってました。どこかの編集部に行ったとき貰ったものなんですが、そのあとさすがに返したんですが、田中(俊行)さんや早瀬(康広)さんに渡らなくてよかったな、と思います(笑)。

坂口:オークションに出品されてしまうかもれませんね。

大槻:2人で競り合われても嫌だよね(笑)。

坂口:私は、呪物というほどのものではないですが、パワーストーンを自分で作って身に着けています。ひとつひとつ意味のある石をつなげて作りました。

大槻:これをファンの人に3万円で売るわけではないですよね(笑)?

坂口:(笑)。いや売らないです! でも部品を全部揃えて丁度3万円くらいしましたね。

大槻:あ、じゃあ売値は12万円くらいだ(笑)。

――今回緊急検証シリーズが10年目に突入するわけですが、大槻さんご自身の思い入れはありますか?

大槻:やっぱり10年間で色々ありましたね。ほぼレギュラーの山口敏太郎さんにお子さんが生まれていたり、時代が動いているなぁと感慨深いですね。出演者も中沢さんがオカルトプレゼンターとして中堅になって、早瀬さんや田中さんみたいな若手がどんどん出てきているな! と。オカルト界も色々な変動がありましたね。

――お2人は、オカルトについて造詣が深いと思いますが、魅力などんなところですか?

大槻:面白がっているところもありますが、オカルトを通じて全てのことが繋がるところですね。自分の知っていたこと見たことが、オカルトというワードで繋がっていく面白さがあります。例えば、宇宙人のイメージと、妖精の話を聞くと、その2つはほぼ一緒なんです。得体のしれない小さい何かに連れ去られたエピソードとか。人類は同じような“幻想談”をみんなで抱え合っている気がするんです。シェアし合っていると言いますか。その理由を考えると、世界が見えてくるような気がするんです。でも、その答えが分からないところが面白い。あと、単純にビジュアル的に面白い。笑っちゃう感じもありますし(笑)。

坂口:UMAが大好きです。「オゴポゴ」とか「シャドーマン」とか。オカルトの魅力は、そこにロマンを感じるから好きですね。深海にどんな生物がいるんだろうか? とか解明されていないところがワクワクするじゃないですか?

――今日番組で登場した“呪物”の中で所有したいものありましたか?

大槻:いや呪物はメンテナンスが大変だな、と思いました。ビンテージのギターとかも、マニアの人は保管する部屋の湿度を気にしたりするくらいだから、呪物はもっと大変ですよね。でも番組で呪物を持って歩くとき、プチプチで包んでいる、と事実が笑いました。そりゃそうだよな、とか(笑)。呪物コレクターの家には、プチプチが必ずある、と

いうことが分かりました。

坂口:私は物を無くしやすいので、“呪物”でも簡単に無くしてしまいそうで、厳しいですね(笑)。

大槻:映画の「エクソシスト」の話の始まりは、壮大な落とし物から始まるから、危険だね。

――坂口さんがオカルトに興味を持ったきっかけはなんですか?

坂口:幼いころから、年末のオカルト特番を観ていて、ハマりました。昔、“龍”を見たことがあって、信じてもらえないんですが、地元の北海道で車で移動しているとき、林の上を泳ぐように飛んでいて、CGみたいで、テレビの中でCGで描かれる竜のまま、実際に見た体験がきっかけだと思います。

大槻:僕は世代なので、小学生のころユリ・ゲラーのブームからずっと今まで続いている感じです。体験自体はさほどないですが、体調崩したとき医者から「オカルトを辞めたほうがいい」と診断された経験があるくらいなので、気をつけています(笑)。

――今一押しのオカルトは何ですか?

大槻:今はUFOです!近々に凄い大きな動きがあると思いますよ。

坂口:私は、海外にある“ゴーストホテル”に泊まってみたいです。日本の幽霊はちょっと陰湿なイメージありますが、海外だと怖くないかも、歌って来そうなイメージがあるので。

大槻:AKBのライブ中に、例えば知らない娘が踊っていた、という話とかない?

坂口:AKB48劇場で踊っているとき、右の一番後ろに赤いコートを着ている人が居た、という目撃談があったことあります! お客さんが見たんじゃなくて、ステージのメンバーで見た人がいるんです。

大槻:えー!怖い。“AKB怪談”いいんじゃないかな? 本になりそう(笑)。

――これから番組を見る人にメッセージをお願いします。

坂口:収録中、ずっと笑っていいのかいけないのか分からなくて(笑)。境目が難しくて戸惑ったりすると思いますが、笑ってみてもらえたらと思います。

大槻:いつもと違って、妙なアツさがあると思います(笑)。正直一緒にいて、ついていけないな……と思うシーンもたくさんあると思いますが、「そこがイイだよ」という気持ちで見てもらえたら嬉しいです。あなたの家にも“呪物”があるかもしれない……