エムエスアイコンピュータージャパンは、5月24日からオンラインとオフラインで開催中の展示会「COMPUTEX 2022」のMSIの出展内容を発表しました。この中で、リビングに置いてゲーム機のように利用できる「クラウドゲーミングデスクトップ」と呼ぶデスクトップPC「MAG Trident S 5M」をお披露目していたので、オンライン会場からチェックしてみました。

最上位モデルで8コアのAMD Ryzen 5700Gプロセッサーを搭載するWindows PCで、Android OSをエミュレートする「MSI APP Player」を搭載。プリインストールされた「Game Stadium」アプリのインタフェースから、Android用のモバイルゲーム、Steam、マイクロソフトのサブスクリプションサービス「Xbox Game Pass」といった複数のプラットフォームのゲームを起動してプレイできるのが特徴です。Xbox Game Passアプリからは、クラウドゲーミングサービス「Xbox Cloud Gaming」が利用可能。

ゲームコントローラーとディスプレイを接続して、モバイルゲームをコンソールゲーム感覚で遊ぶことができます。最大3台のディスプレイを接続可能。複数のインスタンスを同時に起動して、1画面で複数のモバイルゲームをプレイすることもできるとのこと。

AMD FidelityFX Super Resolution技術に対応。最大2.4倍までフレームレートを向上します。本体にはマザーボードを引き出せるスロットがあり、CPUやRAM、2台のSSDやHDDを簡単に換装できる拡張性を持っています。

本体のインタフェースは、前面にUSB 3.2 Gen 2 Type-A、USB 3.2 Type-C、オーディオコンボジャック、マイク入力を搭載。背面にはDC入力、HDMI 2.0、DisplayPort 1.4、VGA、LANポート、USB 3.2 Gen 2 Tpe-A、USB 2.0 Type-Aを搭載します。