王者セルティック、本拠地での最終節で有終の美! 2得点の古橋はリーグ戦通算12ゴールに《スコティッシュ・プレミアシップ》

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セルティックは14日、スコティッシュ・プレミアシップ最終節のマザーウェル戦に臨み、6-0の大勝を収めた。

前節で2年ぶり52回目のリーグ優勝を決めたセルティック。今節は消化試合ながら、セルティック・パーク凱旋ということでサポーターのボルテージはキックオフ前から最高潮に。入場の際は火炎放射のド派手な演出の中、先発の選手たちがピッチに並んだ。

その先発メンバーには、前田大然や古橋亨梧のほか、今季での退団が発表された在籍9年半のロギッチも名を連ねた。井手口陽介やロギッチ同様に今季限りで退団する在籍9年のビトンはベンチスタート。旗手怜央はベンチ外となった。

立ち上がりから一方的に相手を押し込む展開となった新王者。サイド攻撃を中心に次々にゴールに迫ると、21分に先制する。右CKでジョタがクロスを入れると、相手のクリアが不十分になったところを古橋が奪い、ボックス左からシュート。これがゴールニアに突き刺さった。

古橋のリーグ戦11得点目が決まったセルティックは、33分にもロギッチのシュートがポストに当たるなど、攻守において手を緩めることなくタイトな試合を見せていく。40分には、バイタルエリアでパスを受けた前田のアシストからターンブルが追加点。44分には、右サイドバックのラルストンの浮き玉のパスでボックス右に抜け出した古橋が、後方からのボールをダイレクトボレーで流し込み、さらに突き放した。

前半のポゼッション率は8割超えを記録したセルティック。後半も相変わらず攻勢が続く中で、59分には前田のパスからジョタのシュートがゴールイン。これで4点目となる。

60分を過ぎ、セルティックは交代カードを切る。2ゴールの古橋と1ゴールのターンブル、そしてロギッチらがピッチを後に。目に涙を浮かべたロギッチは、チームメイトに見送られながら万雷の拍手の中でベンチへ下がった。

この交代でこれがリーグ戦3試合目の出場となる井手口が登場。68分にはギアクマキスがゴールを決めてリードは5点に。今シーズンも残り5分を切った中、これがセルティック・パークで最後の姿となるビトンが登場。

そのビトンに見せ場は用意できなかったセルティックだが、後半アディショナルタイムにギアクマキスがダメ押しの6点目を決めたところで試合終了。勝ち点93、得点92という圧倒的な数字でもって2021-22シーズンを締めくくった。

セルティック 6-0 マザーウェル

【セルティック】

古橋亨梧(前21)

ターンブル(前40)

古橋亨梧(前44)

ジョタ(後14)

ギアクマキス(後23)

ギアクマキス(後46)