通算2オーバーの14位で惜しくも連覇を逃した松山英樹【写真:AP】

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マスターズは14位で終了

 米男子ゴルフの今季メジャー初戦・マスターズ(米ジョージア州・オーガスタ・ナショナルGC、7510ヤード、パー72)は11日、最終日が行われ、連覇を目指した松山英樹(LEXUS)は5バーディー、5ボギーの72で回り、通算2オーバーの14位で大会を終えた。優勝は10アンダーのスコッティー・シェフラー(米国)。松山は前年優勝者として、グリーンジャケットを贈る“最後の大仕事”を務め上げた。

 メジャー初優勝を果たしたシェフラー。セレモニーで、優勝者の証であるグリーンジャケットを着させたのが、前年Vの松山だった。シェフラーに袖を通させると、パトロンは大歓声。松山は両肩をポンポンと叩き、笑顔で新王者と握手を交わした。

 実際の映像をマスターズ公式ツイッターが公開。また英衛星放送「スカイスポーツ」のゴルフ専門ツイッターは、その後に番組出演したシェフラーに再び松山がジャケットをまとわせる映像も公開した。「サンキュー、ヒデキ」とシェフラーも嬉しそうだ。

 大役を務め上げた松山には「セレモニーで、シャツとネクタイを締めて参加したヒデキ・マツヤマに大きなリスペクトを。素晴らしい振舞い」「松山くん、最後の大役お疲れ様でした」「これも永久保存」「英樹が着せてあげてる こんな日が来るのも眩い、おめでとう」「ヒデキが戸惑いながら」などと、日本に限らず海外のゴルフファンからもコメントが集まっていた。

(THE ANSWER編集部)