ジュード・ロウ、エディ・レッドメイン

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現地時間3月29日（火）、ロンドンで『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』ワールドプレミアが開催され、エディ・レッドメイン、ジュード・ロウ、ダン・フォグラー、アリソン・スドル、ジェシカ・ウィリアムズ、マッツ・ミケルセン、デイビッド・イェーツ監督らが登壇した。

『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は、『ハリー・ポッター』『ファンタスティック・ビースト』シリーズの最新作。2018年11月に劇場公開され、興行収入65.7億円、観客動員473万人を突破した『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』に続く作品だ。今回は、魔法界と人間界の支配を企む“黒い魔法使い”グリンデルバルド（マッツ・ミケルセン）を止めるため、ニュート（エディ・レッドメイン）と“史上最も偉大な魔法使い”ダンブルドア（ジュード・ロウ）、ニュートの兄で“超エリート魔法使い”テセウス（カラム・ターナー）や、“魔法動物を愛するニュートの助手”バンティ、アメリカのイルヴァーモーニー魔法魔術学校の“呪文学の教師”ユーラリー（ジェシカ・ウィリアムズ）、“名門魔法族の末裔”ユスフ（ウィリアム・ナディア）、“陽気なマグル”ジェイコブ（ダン・フォグラー）が集結。さらに、ダンブルドアの過去に隠された秘密が明かされるという。

ワールドプレミアには、プロデューサーのデイビッド・ヘイマン氏、ニュートの兄で超エリート魔法使いテセウス役のカラム・ターナーや、名門魔法族の末裔ユスフ役のウィリアム・ナディラム、魔法動物を愛するニュートの助手バンティ役のヴィクトリア・イェーツも駆けつけデコボコチームが一堂に会した。さらに、会場には『ハリー・ポッター』シリーズ生みの親で本シリーズの脚本も担当するJ.K.ローリング氏も駆けつけ、ファンサービスにいそしんだ。そして、『ハリー・ポッター』シリーズでハリーのライバルであるドラコ・マルフォイ役のトム・フェルトンがホストを務め、キャスト陣のインタビューを行った。こうした様子に、『ハリー・ポッター』シリーズからプロデューサーを務めるヘイマンも「20年前、将来きみにインタビューされる日が来ると思わなかったよ」と感激していた。

ロンドンのテムズ川沿いのロイヤル・フェスティバル・ホール前にレッド・カーペットが敷かれ、そこにエディ・レッドメインが姿を現すと、会場に詰め掛けたファンからは大きな声援があがった。それに応えるように、レッドメインが心優しい主人公ニュートさながら、一つひとつ丁寧にサインや写真撮影を行い、ファンが持参したボウトラックルのマスコットを手にポーズをとる場面も。インタビューでは、本作のタイトルにちなみ、「もう何年も秘密を守ってきたから、もうそろそろ話してもいい頃だよね！」とテンション高く話す。また、自身が演じた主人公ニュートについては「優しいけれど、勇敢に立ち向かう姿は勇気をくれると思う」と語った。そして、本作の予告編にも登場するカニのような魔法動物マンティコアの動きを真似たダンスを披露する場面も。ジュード・ロウとのフォトセッションでは、肩を組んでくだけた表情で笑いあうなど、役柄同様の距離の近さを見せた。続いて、ジュード・ロウとマッツ・ミケルセンが登場すると、会場のボルテージは最高潮に。

エディ・レッドメイン

ジュード・ロウはレッド・カーペットを歩くことがコロナ以来初めてであることを明かし、インタビュアーが「ダンブルドア先生」と呼び止めると、「宿題はやったかな？」と答えるなど終始なごやかな様子を見せていた。また、本作の撮影については「エディとどうやったらもっとうまく表現できる？と何度もテイクを重ねた」「チームで動くことはストーリーとしても、ひとりの役者としても楽しかった」と自信を持って話した。

ジュード・ロウ

マッツ・ミケルセン

マッツ・ミケルセンも「ファミリーの一員になれたことが嬉しい」と話しながら、敵役を演じるうえでのコツを聞かれると、「まずはデンマークアクセントを話せないとね」とおどける一幕も。大の魔法ワールドファンであるジェシカ・ウィリアムズは、トム・フェルトンにインタビューされていることを「まずこれが夢みたい、映画自体も夢のような時間で、観客にもそれが伝わるといいな」と興奮ながらに話す。カラム・ターナーは、「とにかく魔法が最高だから観てほしい」と喜ぶ。さらに、予告編や新映像が解禁される度にその所在が話題になるティナ役のキャサリン・ウォーターストンも登場。ティナに関しては「ネタバレになっちゃうからなにも言えない」と微笑みながら、おなじみのキャストとの共演について「安心するし、楽しいし、再会が嬉しい、撮影がはじまるのが学校の新学年の初日みたい」とアピールした。

『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は4月8日（金）全国ロードショー。