栃木県出身の阿久津未来也(みきや)が、きょう3月17日に27歳になった。スポーツ界では同学年に大谷翔平や羽生結弦がいる。初のシード選手として迎える今季は、ジャパンゴルフツアー選手会の監事に就任。初優勝はもちろん、プレー以外でもツアーを盛り上げる。
作新学院高校1年の2010年に「関東ジュニア」で優勝し、翌11年は「フジサンケイクラシック」でツアー初出場。23位と好成績を収めた。日本大学進学後は、成績が出ない時間も続いたが、4年時の16年に「日本学生」を制した。
16年にQTはサードで敗退するもプロ宣言。17年のプロテストに合格し、「日本プロゴルフ新人選手権」で優勝。18年の「日本プロ」では、最終日に一時は首位に並ぶ活躍を見せた。19年はABEMAツアーで賞金ランキング9位に入り、翌シーズン前半戦出場権を獲得。20年は全試合で予選通過を果たし、「ゴルフ日本シリーズJTカップ」に初出場。21年初戦の「東建ホームメイトカップ」では、自己最高の3位に入るなど、シーズンを通して安定したプレーを見せ、賞金ランク27位で初のシード入りを決めた。
今季は、ジャパンゴルフツアー選手会の監事に就任。3月には中西直人考案の「THE TOURNAMENT for the FUTURE 〜子どもたちへの贈り物〜」に参加。子供たちのために、男子ゴルフ界の将来を見据えた活動にも積極的に取り組んでいく。

<ゴルフ情報ALBA.Net>