ISU「判定には抗議できない」 ショートトラック韓国選手失格巡り
![8日、メインメディアセンターで緊急記者会見を行う尹洪根氏=(聯合ニュース)](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/8/6/86a1c_1607_05557904_1685c7d1-m.jpg)
ISU側は「ISUの立場は7日に発表した結果と変わらず、公正な判定のために努力中」と述べた。
会議にはISU側からヤン・ダイケマ会長をはじめ大会局長や競技局長らが、韓国側から大韓体育会(韓国オリンピック委員会)の李起興(イ・ギフン)会長や大韓氷上(スケート)競技連盟の会長を務める尹洪根(ユン・ホングン)選手団長らが出席した。
協議は韓国側の要請で行われた。
7日の男子1000メートル準決勝で、韓国の黄大憲(ファン・デホン)と李俊瑞(イ・ジュンソ)がそれぞれ1組1位、2組2位でゴールしたが、不可解なジャッジでいずれも失格となった。両選手が失格したことで1、2組とも中国選手が決勝に進んだため、開催国の中国に有利な判定だったと批判が起きている。
韓国選手団は競技直後に抗議し、再審を要求したものの、ISUは「連盟の規定に基づき、審判は該当抗議を受け入れなかった」とし、「競技規則違反による失格に関する審判の判定には抗議できない」と表明していた。