ローマなどで活躍した中田氏(左)が残した偉大な記録に、内田氏(右)も衝撃を受けたようだ。(C)Getty Images,SOCCER DIGEST

写真拡大

 元日本代表DFの内田篤人氏が、DAZNで配信中の冠番組『内田篤人のFOOTBALL TIME』で、日本のレジェンドが残した“記録”に驚きの声をあげた。未公開シーンとして、DAZNの公式YouTubeで公開されている。

 番組内で、現地11月29日に発表されるバロンドールの話題となり、まず進行の野村明弘アナウンサーが、リオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)、ジョルジ―ニョ(チェルシー)、ロベルト・レバンドフスキ(バイエルン)などが有力候補であると説明した。

 ゲスト出演した元日本代表MFの松井大輔が「メッシじゃない?」と言うと、内田氏は、「俺はレバンドフスキに獲ってほしいなー。だって、いつもメッシだもん」とコメント。松井が「変わらないんじゃない?」と返すと、「メッシすげぇ」と最多7度目の栄冠が懸かるアルゼンチン代表FWに感嘆した。

【写真】「こんな風に格好良くなりてえ」中田氏と高級外車のオシャレな1枚!
 さらに、内田氏は「(バロンドールを獲得した)日本人って、澤(穂希)さん、獲りましたよね。澤さんすげー」と続けている。

 野村アナウンサーが、「(男子で)バロンドールの候補にノミネートされた選手では、中田英寿さんが3回(1998年、99年、2001年)」と紹介すると、内田氏は「すげー、中田英寿さんすげー」と衝撃を受けた様子だった。2002年の稲本潤一には「えっ?」と驚き、2007年の中村俊輔には「やっぱ、俊さんすげーなー」と反応した。

 そして、「(男子でも)日本人が獲れる日が来るのかなー」とこぼすと、松井が「アーセナル(冨安健洋)やリバプール(南野拓実)でプレーしている選手がいるからね。核となる選手になれれば…」と話すと、「チャンスはありますよね」と締めくくった。

 98年、02年、06年と3大会連続で主軸としてワールドカップに出場した中田氏は、ペルージャ、ローマ、パルマなど主にセリエAで活躍した日本サッカー界のレジェンドだ。バロンドールのノミネートが3回という輝かしい実績に、内田氏も改めて驚かされたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部