日本エイサーは10月28日、法人市場向けの高耐久シリーズ「ENDURO」から、Windowsタブレット「ET110-31W-A14P」と、Androidタブレット「ET108-11A-A14P」を発表した。いずれも価格はオープン。

10.1型Windowsタブレット「ET110-31W-A14P」、8型Androidタブレット「ET108-11A-A14P」


○ET110-31W-A14P

ET110-31W-A14Pは、OSにWindows 10を搭載する10.1型タブレット端末。11月下旬から発売する。ハンドストラップが標準で付属し、ハンドグリップ付きモデル、ショルダーストラップ付きモデル、全部が付属するモデルを販売する。

10.1型Windowsタブレット「ET110-31W-A14P」にはハンドストラップが標準で付属


画面はCorning Gorilla Glassで保護しており、米国国防総省の定める基準「MIL-STD 810G」(防塵のみ「MIL-STD 810F」)に準拠。厳しい落下試験や耐衝撃試験をクリアしている。IP54規格に準拠する防塵防水性能も備える。ディスプレイにはIPS液晶パネルを採用し、解像度は1,280×800ドット。10点マルチタッチに対応する。

カメラ機能は約500万画素アウトカメラと約200万画素インカメラ。センサー類はGPS、電子コンパス、加速度センサー、ジャイロセンサーを内蔵する。バッテリ駆動時間は最大約10時間。独自の管理ツール「Acer ENDURO Manageability Suite」を使うと、複数端末の一括管理が可能。セキュリティに配慮した運用も行える。

ハンドグリップ装着時


ショルダーストラップ装着時


主な仕様は、CPUがIntel Celeron N3450(1.1GHz)、メモリがLPDDR4-2,400MHz 4GB(オンボード)、ストレージが64GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics 500(CPU内蔵)。OSはWindows 10 Pro 64bit。

通信機能はIEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.2。インタフェースはUSB 3.2 Type-C Gen1×1、USB 3.2 Type-A Gen1×1、USB 2.0×1、microHDMI×1、microSDメモリーカードリーダーなど。本体サイズは約W178×D290×H11.7mm、重さは約890g。





○ET108-11A-A14P

ET108-11A-A14Pは、OSにAndroid 9を搭載する8型タブレット端末。ハンドグリップが標準で付属し、11月初旬から発売する。耐久性などの仕様は上記のET110-31W-A14Pとほぼ共通だが、搭載するセンサー類がGPS、電子コンパス、Gセンサーのみとなっている。バッテリ駆動時間は最大9時間。「Acer ENDURO Manageability Suite」に対応していない。





8型Androidタブレット「ET108-11A-A14P」にはハンドグリップが表寿で付属

主な仕様は、CPUがMTK MT8385(Cortex A73×4 2.0GHz+Cortex A53×4 2.0GHz)、メモリがLPDDR4-4,266MHz 4GB(オンボード)、ストレージが64GB eMMC、グラフィックスがArm Mali-G72 MP3 GPU(CPU内蔵)。OSはAndroid 9。

通信機能はIEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.1。インタフェースはUSB 3.2 Type-C Gen1×1、microSDメモリーカードリーダーなど。本体サイズは約W227.1×D146.8×H11mm、重さは約480g。