はあさちゃんがとびっきりの笑顔で動物愛を語りまくり!

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大阪・難波を拠点に活動するアイドルグループ、NMB48で活躍中のドラフト3期生・南羽諒(はあさ)。自宅では犬とウサギ、金魚を飼っているほか、将来の夢は「珍獣ハンター」と語るほど大の動物好きとしても知られている。

【写真】はあさちゃん撮影の動物写真も!メンバー×動物イラストには現場も大盛り上がり(全44枚)

そんな彼女が動物愛を爆発させる連載「はあさのハッピーあにまる図鑑」、略して「ハピまる」。第2回は、はあさちゃんの幼少期からの動物遍歴をたっぷり語ってもらった。さらにスタッフ一同から大笑いされながら描いた、メンバー×動物のイラストも!イチオシの動物やペットの写真もお見逃しなく。

■愛犬のクリスは「親みたいな存在」

――お気に入りの動物スポットはありますか?

「1番好きなのは、大阪の南河内郡にあるワールド牧場です。15歳頃から、すでに5回ぐらい行っています。触れる動物が多くて、距離も近いところが好きです。大好きな馬がいるのも大きなポイントですね。牧場でも意外と馬がいなかったり、いても触れなかったりするので。犬と一緒に仮装して行くと割引になるイベントがあったりして、以前は愛犬のクリスとおそろいの帽子を被って行きました。マジシャンみたいなやつ。うちのクリスはラブラドール・レトリーバーで黒くてデカいので、大体の動物に威嚇されるんですよ(笑)」

――ほかに印象的なところはありますか?

「岩手の小岩井農場です。敷地の規模が関西と全然違って、とにかく広くて。そこは動物というより、緑の多さがすごいと思いました。牛舎を見たんですが、糞がエスカレーターみたいに自動で流れる仕組みがあって。けっこういろんなところで取り入れられているんですが、『こんなに近くで見られるなんて!』と感動しました」

――動物園や牧場に行った時、一緒にいる家族の反応はどうですか?

「みんな動物が好きなので、『かわいいね〜!』と言っていますが、私がやっぱり1番はしゃいでいます。私のはしゃいでいる様子を見て『よかったね〜』って感じです」

――今後は、どんな牧場や動物園に行ってみたいですか?

「やっぱりワールド牧場です(笑)。何度でも行きたい。コロナ禍でなければ、海外の牧場とかも行ってみたいですね」

――動物関連でしてみたいことはありますか?

「乳搾りはやったことがあるんですが、バター作りにも挑戦してみたいです。チーターと競争もしたいし、ライオンのたてがみにも触ってみたいです。虫は蜂なら大丈夫なので、蜂の巣駆除もやってみたい!」

――愛犬のクリスはどんな子ですか?

「クリスは今14歳で、私が幼稚園の頃から一緒にいるので、親みたいな感覚です。昔、私が知らない人に声をかけられた時に、吠えて守ってくれたことがありました。本当に賢い子です!」

――クリスはどういうきっかけではあさちゃんの家に来たんですか?

「もともとは、姉が『犬を飼いたい』と両親にめちゃめちゃお願いしたのがきっかけです。知り合いの家で子犬が生まれたので、引き取りに行きました。その頃から動物は好きだったけど、実際に接することがなかったのでまだ怖いと思ってて。小さくて、しつけるまでは飛びかかってくるし吠えるし。当時は背中を引っかかれたりもしましたね(笑)」

■ザリガニに魚、カメまで。なんでも持ち帰るはあさちゃん

――おうちには、ウサギの「豆大福」もいるんですよね。

「豆大福は、3年前ぐらいに里親募集のサイトを見て引き取りに行きました。その時は父には許可をとっていたんですが、母には内緒でした(笑)」

――お母さんに内緒で!どうやって育てていたんですか?

「父の部屋で、隠れて1カ月以上飼っていました。でも母が掃除に入って見つかってしまって。驚いてはいましたが、『一度引き取ったものは仕方がない、またやったな!』って感じでした」

――(笑)。また、というのは?

「小さい頃から、田んぼや用水路で見つけたカメや魚、ザリガニとかをすぐに持ち帰っていたんです。ザリガニはタコ糸にスルメをつけて釣っていました。めっちゃおもしろいんですよ!」

――昔は魚やザリガニで、ついにウサギになったんですね。持ち帰った生き物は飼っていたんですか?

「ザリガニは飼っていました。持ち上げて観察したり、消しゴムを挟ませてハサミの強さを確かめてみたり。でも、気付いたら数が減っていたり頭がちょん切られていたりで、共食いが多いんですよね。用水路でとった小さい魚も、金魚と一緒の水槽に入れたらいなくなったりして…ショックでしたね」

――捕まえた生き物はどうやって持ち帰っていたんですか?

「弟と犬の散歩のついでにとりに行くことが多かったので、犬の糞を処理するための袋に水と魚を入れたり、カメやザリガニはそのまま素手で持ち帰ったり。でもカメは親に『逃がしてこーい!』って言われて、泣く泣く1泊2日で逃がしました(笑)」

――金魚も飼っているんですよね。

「毎年金魚すくいをして持ち帰ったのが7匹、そこから生まれた卵が孵化して育ったのが2匹います。いっぱい卵があったのに、2匹しか大きくならなくて。でも、出目金と赤い金魚のハーフで、尾びれは出目金の形で、色は白っぽくてかわいいんです」

――金魚に名前はあるんですか?

「一時はつけていたんですが、見分けがつかなくなってすぐにやめました(笑)。出目金2匹は、1匹の下顎が白いので見分けられます!」

――ほかにも飼っていた生き物はいますか?

「豆大福の前にも、よく行く牧場から引き取ったウサギを飼っていました。12歳ぐらいの時には、サンタさんにお願いしてハムスターをもらいました。生き物はダメかと思ったんですが、大丈夫でしたね。枕元じゃなくて、虫かごに入ってリビングにいました(笑)」

――盛りだくさんですね。ほかにもいますか?

「ウナギも挑戦したんですが、川みたいな流れを作らないといけなくて、めっちゃ難しかったです。3週間ぐらいしか生きませんでした」

――ウサギだけでなくウナギも!どこで手に入れたんですか?

「近所のお祭りにウナギの掴みどりがあって、そこで弟と1匹ずつもらいました。友達には『魚屋さんでさばいてもらって食べた』って言う子もいたんですが、私は『絶対飼いたい!』と思って水槽に入れました。ペットショップにエサ用のメダカを買いに行きましたね」

■これから挑戦したいのは「ウズラの孵化」!

――これから飼ってみたい生き物は?

「いっぱいいるんですよね。里親サイトをめっちゃ見ているんですが、その中で飼いたいと思っているチンチラは競争率が高くて。これは、両親に相談済みです(笑)。あとは、ブタです。何年か前、ホームセンターのペットショップにミニブタがいたんです。運命を感じて、即『連れて帰っていい?』って父に電話したら、『一旦待って』と言われました。本当にかわいくて、そこから毎日通って見ていたんですが、ある日いなくなっていました。ちなみに、ブタって満腹中枢がなくてお腹いっぱいにならないらしいです!」

――ブタって体脂肪率も低いんですよね。

「そうなんですか⁉めっちゃいい!ブタになりたい!ずっと食べられて体脂肪率が低いなんて最高。しかもしっかりトイレをしつけできて、きれい好きで飼いやすいみたいです」

――室内飼いなら、猫とかはどうですか?

「生態が気になるので、飼ってみたいです!あと一昨日、母に『もし、ウズラを孵化させたらどうする?』って聞いたら、『その時は仕方ない』と言っていたので、孵卵器を用意して挑戦してみたいと思っています。鶏の有精卵はあまり売られていませんが、ウズラはスーパーで買えるものに有精卵が入っていることが多いらしくて。孵ったら、ウズラ、飼います!」

――これからも動物が増えそうですね。

「家で動物園とか開きたいですね。入園料はしっかりとりますけど(笑)」

――気になっていたんですが、苦手な動物っているんですか?

「実は前まで鳥類はかわいいと思わなかったんですが、最近は気になってきました。サルのかわいさもあまりわからないけど、観察はしたいです。猿山とか、サルをいっぱい体にのせられる施設に行ってみたいですね。サルと肩を組みたい(笑)」

――爬虫類も平気ですか?

「いけます!メンバーの原かれんちゃんに誘われて爬虫類カフェに行ったんですが、その時、『なんだこのかわいい子は!』と思ったフトアゴヒゲトカゲがイチオシです。いいサイズ感で、平べったくなるのがかわいいんです」

■はあさ画伯の動物イラスト!まさかの完成度に現場も大爆笑

ここからは、はあさちゃんのお絵描きタイムを実況形式でお届け。メンバーを動物に見立てたイラストに挑戦!

まずはあさちゃんが描いたのは、同じドラフト3期生の山崎亜美瑠ちゃん。描き始めるまではしばらく悩むも、最初にダイナミックな線を引いてからはどんどんペンが進む。

どうやらナマケモノと組み合わせたイラストになるそうで、「鼻が鋭い。高いんですよあの子。ナマケモノって耳あったっけ?最近髪の毛が短くなったから、髪の毛描いとこう」と完成したイラストは、「あ〜時間ない」の吹き出しもあいまって、なんともシュール…。「あみるんはいっつも独り言ばかり言っていて、基本的に、動作を全部口に出すんですよね」とはあさちゃん。

あみるん×ナマケモノを選んだ理由は、「見た目はまったく考えていなくて、のんびりしているからナマケモノにした」とのこと。「『時間ない!』ってめっちゃ急ぐのに、効率が悪くて」と同期ならではの爆笑発言が飛び出した。「公演前とか、何かを取りに行って、また何かがないって言って、何度も行き来しているんです。結局遅いので、ナマケモノ!」

ちなみに、「名前、一か八かで漢字で書いてみていいですか?」と言いながら書いた「山崎亜美瑠」という文字。「一か八か」という本人のフリが効いてしまう結果となった。

続いてのイラストは、6期生の出口結菜ちゃん。「インスタの使い方がすごくうまいんですよね」と話しながら描き始めたのは、なんとブタ!両手に持っているのはマラカスだそうで、「うるさいからマラカスを持たせました。あと、ノリノリな感じと元気さを出すため」とまたまた爆笑モノの絵が完成。編集部員が「大丈夫?あとあとケンカにならない?」と心配するも、ブタを選んだのにはきちんとした理由が。

「出口はとにかく食べるので、満腹中枢のないブタにしました。それから、めっちゃ元気で声量が大きくて、とにかく明るい。劇場の端から端まで届く声なんですよね。ブタって急に『ブヒー!』って大きな声を出すから、そういうところも似ているかなと」と、動物に詳しいはあさちゃんならではの理由を話してくれた。

トリを飾るのは、「鼻がめっちゃかわいくて、ほっぺも特徴的で、最近ヘアスタイルとカラーをちょっと変えた先輩」(取材時)で、カバと組み合わせるそう。「最近『トリートメントした』って言っていました。あと、眉毛がすごくきれいです!」とスタッフにヒントを出しつつ、一気に描き上げた。これにはスタッフやマネージャーさんもクイズ大会のように大盛り上がり。

正解は、3期生の加藤夕夏ちゃん。「うーかさんは、優しくてほわってしたお姉さん。穏やかなようだけど、後輩にアドバイスをしっかりくれるんです。公演の反省会でも『どういうふうにしていきたいの?』って1人1人に聞いて、それぞれの目的地に導いてくれるような。カバは動物の中で最強って言われることもあるんですよね。うーかさんも、見た目と違って強いところがあるから、カバ」

さらに「うーかさんはいつも名前を呼んでくれて、手を繋いでくれる」とほっこりエピソードも教えてくれた。

はあさちゃんの次々出てくる動物エピソードと、なんとも個性的なイラストが披露された第2回。次回はどんなテンションで動物愛を見せてくれるのか⁉

取材・文=上田芽依(エフィール)

撮影=福羅広幸(兄弟エレキ)