【血液型AB型】性格と行動の特徴は…気まぐれで二面性を使い分ける?

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 血液型によって、性格や行動パターンを占う「血液型占い」。A型は気配り上手、B型はマイペース、O型は負けず嫌い、AB型はクールって言うけれど、本当にそう? 知っているようで知らない血液型のあれこれ。今回は、AB型について深掘りしてみましょう!

■AB型の性格とは?
 まずは、血液型についての基礎知識です。あなたは血液型を血液の型だと思っていませんか? それも間違ってはいないのですが、正確にはすべての細胞や体液、髪、爪にも存在する「血液型物質」の違いを指します。つまり、血液型とは体質の型のことなのです。

 この血液型のベースとなるのがO型で、約40000年前に誕生した原始の人類、クロマニヨン人はO型であったと考えられています。その後、狩猟民族だったクロマニヨン人が農耕を始めてA型が生まれました。これが約20000年前。そして約15000年前、遊牧民族をルーツとするB型が誕生しました。AB型は、農耕民族のA型と遊牧民族のB型が混合して約1000年前に誕生したもっとも新しい血液型です。そのため、世界中のどの地域でもAB型の割合は10%以下と非常に少なくなっています。そんなAB型が比較的多く分布しているのは、日本や韓国、トルコといった異文化が交わる地域。今後は多民族交流が進む中でAB型人口が増えていくのかもしれません。

◎AB型は多面的でミステリアス
 A型とB型の混合であるAB型。相反する2つの性質を受け継いでいるため、内部に矛盾を抱えているのが最大の特徴です。そんなAB型は「多面的でつかみどころがない」「気まぐれでミステリアス」「優しいけれどクール」といった言葉で語られることが多い模様。一筋縄ではいかないのは、ハイブリッドであるがゆえの宿命なのでしょう。

■AB型の性格と行動の特徴
 A型とB型という正反対の性質を併せ持つAB型。この複雑さが性格や行動に強い影響を与えています。そんなAB型の特徴を具体的に見ていきましょう。

◎論理的で客観的
 頭の中で、A型的思考とB型的思考が絶えずせめぎ合っているAB型。2つの血液型の思考をどうバランスさせられるかを常に考えています。そのため、考え方が論理的で、かつ思考に幅があり、さらに客観的でもあるタイプです。AB型が「スマート(賢い)」と言われる理由はここにあるのでしょう。

◎気まぐれで優柔不断
 両極端の性質を併せ持っているAB型。その複雑さゆえに言動の一貫性が失われやすく、周囲に気まぐれな印象を与えがち。また、思考に幅があることが災いして、さまざまな可能性を考えてしまい優柔不断に陥ることも……。理性的なAB型ですが、そうしたもろさを持ち合わせているのです。

◎二面性を使い分ける
 社会性が発達したA型と自由奔放なB型が同居しているAB型。オフィシャルではA型的に、プライベートではB型的に振る舞うなど、自分の二面性を無意識のうちに使い分けて世渡りをします。AB型にとってはそれが自然なのですが、突然人が変わったようになるため、周囲を驚かせてしまうこともあるでしょう。

◎クールで淡泊
 AB型は執着心が薄く、ハングリー精神もあまり持ち合わせていません。「何としても勝ち取ってみせる!」「成功をつかみ取る!」といった、ギラついた欲望とは無縁。熱血な人々の対極に位置するAB型は、平和な日々を淡々と送ることに無常の喜びを感じる、クールな感性の持ち主なのです。

◎自分のセンスに自信あり
 自分の世界を大切にするAB型は、自身のセンスに強い自信を持っているタイプ。プライベートではB型的資質が顔を出しやすいので、マニアックなまでに独自の美意識を追求してしまうことも。また、二面性があることから、オフィシャルとプライベートでまるで違うファッションを楽しむ場合もありそうです。

(夏川リエ)