医師が“朝にしない4つのNG習慣”とは?「起きてすぐ行動するのは…」

写真拡大 (全5枚)

朝出勤ギリギリまで寝ていませんか? 朝食も取らずバタバタと家を出ていませんか? 1日のパフォーマスを上げるためにも大切にしたいのが朝の行動です。

そこで、健康スポーツ医である木村好珠先生と早稲田メンタルクリニック院長の益田裕介先生の二人に、朝にしない習慣を伺ってきました。

朝はすぐに起きない!?画像:Dean Drobot/Shutterstock

(1)あえてベッドの中でゴロゴロしよう

朝起きて日光を浴びる、散歩に行くなど、朝起きてすぐ行動する人も多いと思います。しかし、木村先生は「起きてから急に準備をすると、カラダがびっくりしてしまう気がするので、少しゆとりのある時間を持つようにしています」と、あえてすぐに起き出すことなくベッドの中でゴロゴロしている時間をもっているそう。

ベッドの中ではもちろん二度寝などせず「お腹のマッサージをしたりして、ゆっくりカラダをオンの状態に持っていきます」とのことです。

お腹のマッサージの他にも、ベッドの中で軽くストレッチなどをして、じわっとカラダのスイッチを入れてあげるもいいのではないでしょうか。

朝活の定番「運動」や「読書」はしない!?画像:Monkey Business Images/Shutterstock

(2)運動

朝活の定番でもある「運動」をしないのは益田先生です。「私は、カラダを動かすより、朝は頭を動かすよう心がけています。朝は頭が働くので、できるだけ仕事に関することをするのが良いでしょう」と語ってくださいました。

また、「朝は怪我をしやすい危険性もあると考えているので、ジムなどの運動は控えた方がいいと考えています。もし運動をするのであれば、 散歩ぐらいがおすすめです」とのこと。

(3)読書やゲーム

これも朝の定番ですよね。益田先生は「朝に読書やゲームをすることは避けています。朝は頭が働くので、できるだけ生産性の高い頭脳作業をするように心がけています。」とのことです。

読書などは朝活の定番中の定番なので意外ですね。

(4)会議、人に会う仕事

益田先生は朝の会議や人に会う仕事は午後に回しているそうです。理由として「午前中は集中力が高いので、会議や人に会うよりも、机の前で一人黙々とやれる仕事をすると、効率が良くなるのではないか、と思います」と語ってくださいました。

いかがでしたか? 1日のパフォーマンスを上げるためにも木村先生、益田先生の朝しない習慣を参考に、自分の朝の行動を見直してみてもいいかもしれないですね。

※本サイトにおける医師および各専門家による情報提供は、診断行為や治療に代わるものではなく、正確性や有効性を保証するものでもありません。また、医学の進歩により、常に最新の情報とは限りません。個別の症状について診断・治療を求める場合は、医師より適切な診断と治療を受けてください。

<プロフィール>
木村好珠
精神科医、産業医、健康スポーツ医。精神科医として常勤し、都内企業の産業医も務めている。また、東京パラリンピック ブラインドサッカー日本代表、北海道コンサドーレ札幌アカデミーのメンタルアドバイザーとしても活躍中。

画像:READY

<プロフィール>
益田裕介
早稲田メンタルクリニック・院長。防衛医大卒業後、自衛隊病院などを経て開業。精神保健指定医、精神科専門医・指導医として“対話”を重視した治療を追求し、YouTubeチャンネル『精神科医がこころの病気を解説するCh』でもメンタルの不安に寄り添った情報を発信している。

【画像・参考】
※megaflopp・Kwangmoozaa・Atsushi Hirao/Shutterstock

医師が“朝にしない4つのNG習慣”とは?「起きてすぐ行動するのは…」はWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

【筆者略歴】

READY