イタリアのスカイや、ガゼッタ・デロ・スポルトなどが報じた情報によれば、ボルシア・メンヒェングラードバッハに所属するマーカス・テュラムに対して、この夏にロメル・ルカクが退団し、代わりにエディン・ジェコを獲得したイタリア王者、インテル・ミラノが関心を示しているという。

 かつてフランス代表DFとして名を馳せ、セリエAではパルマやユベントスにてプレーしていた、リリアン・テュラム氏を父にもつフランス代表は、その出生地がイタリアのパルマ。なおグラードバッハとの契約は2023年まで残されており、週末の試合後エベールSDは、クラブ名こそ明かさなかったものの「問い合わせがあったのは事実」と語った。
 
 2019年にフランスからグラードバッハへと渡ってきた24歳のストライカーは、それ以来ここまでブンデス1部62試合(18得点)、CL8試合(2得点)、EL6試合(2得点)、ドイツ杯5試合(3得点)に出場。フランス代表としては4試合に出場した経験を持つ。

 一方で週末のレヴァークーゼン戦では、膝に負傷を抱えて途中交代を余儀なくされてしまった同選手だが、エベールSDは改めて「マーカスの売却は望まぬものだった。我々はベストの選手をピッチに送り込みたいし、マーカスはその中の1人だ」と述べている。