本命彼女になってください…! 男性が「この子が大好き」と確信した瞬間

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知り合ったころは可愛い、タイプと言ってくれたのに、いつの間にか関係がフェードアウトしている……そんな恋は少なくありません。「いいな」という好感が「絶対に付き合いたい」という確信に変わるきっかけは何なんでしょう? 男性にズバリ聞いてみます。

好みのタイプ

「アプリで知り合って、写真で見たときから『かわいいな』と思っていたけれど、実際に会ってみて性格や考え方も好きだとわかったとき」(35歳男性・会社員)

やっぱりトータルのフィーリングが合うかどうかが交際の決め手になります。見た目はあくまで興味を持ってもらうきっかけにすぎません。本気で付き合いたいと思ってもらうには、直接に会ったときにどんな振る舞いをするのか、「何を話して何を話さないのか」で決まるのでしょう。

本音が言える

「彼女は元同僚で、仕事ではかなりバチバチやり合った相手。自分が絶対に譲りたくないポイントを言わなくても理解してくれていると気づいたとき、彼女を同僚ではなく女性として見るようになった」(32歳男性・販売)

気負わず本音が言えるのはもちろん、多くを語らなくても本音を理解してもらえると付き合いたい気持ちが高まります。それは、彼の言葉や行動を何でも肯定することではありません。「あなたの考えが理解できて共感もできる」と自然に言える状態です。

恋人同士として付き合うとは、一緒にいて心地良い相手とスムーズに意思疎通できることですから。それが実現するとわかれば、「いいな」という好感は「絶対付き合いたい」という確信に変わるのです。

守ってあげたい

「彼女は年上で隙がなく尊敬できるタイプ。でも、自分の前で『もう頑張れない』と泣いたとき、守ってあげたいと思った」(27歳男性・製造業)

男性は本能的に“強くありたい”と願います。愛する女性を守ることで自尊心を高め、頼られることで満足するのです。欠点や不安定さは短所ではなく、愛すべきポイントになるでしょう。完璧を装うより、男性が支えたくなる隙を作ったほうが好きな人との交際を確実にできそうです。

一緒に生きていきたい

恋人同士になるだけでなく結婚まで視野に入れた場合、絶対に付き合いたいポイントが変わってきます。刹那的な独占欲より、相手の人間性を見定める意識が高まるでしょう。

「アプリで『いいね』を送ったのは何となく。正直あまり期待はしていなかった。でも、会って話したときに彼女が読んでいる本に共感できて、ちゃんと一緒にいられる人だと確信した」(30歳男性・公務員)

本棚を見れば、その人の本質がわかるといいます。おうちデートでは、好きな本や漫画が自分をより深く理解してもらうきっかけになるかもしれません。

「結婚を考えるようになって外見より中身を見るようになった。美人はいいなと思うけれど、それよりどんな価値観を持っているかのほうが大事。一方的に頼られるのではなく、一緒に生きていける人がいい」(29歳男性・営業)

結婚を踏まえた交際を望むときに重視する“中身”とは、「仕事観・金銭感覚・倫理観」になるでしょうか。共働きができて無駄遣いがなく、人として誠実であること。自分の親とも接点を持ち、生涯を共にするパートナーと考えると、付き合う条件は人間性に依るのでしょう。

アピールする魅力を使い分ける

結局のところ、恋愛は前期と後期に分かれていて、それぞれのタイミングに合わせた魅力を示すことが大事です。

前期(出会った当初・アプローチのし始め)で見た目の良さをアピールすると、相手から「いいな」と興味を持たれるはず。恋はお互いに関心を抱かなければそもそも始まらないので、やっぱり外見・第一印象で決まるところはあるでしょう。

ただ、後期(ある程度なかよくなってから・デートを繰り返している状態)では、自分が何に興味を持ち、どういう価値観の人間なのかを知ってもらう必要があります。そこで彼がしっくり来るかどうかが交際のゆくえを決めるでしょう。

後期に入れば、当たり障りなく好感を持たれるような態度はむしろ要りません。尖った個性を見せるくらいがちょうど良いはずです。恋の進展具合を見ながら、外見・内面どちらの魅力をアピールするのかを見極める。そんな感覚を持つと恋が実りやすくなるでしょう。

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文・沙木貴咲