【豆知識】ミョウガの保存は冷蔵?冷凍?上手な保存方法&期間

みょうがの上手な保存方法は?

シャキシャキとした食感と、さわやかな風味が魅力のみょうが。みょうがはハウス栽培も盛んで一年中食べることができますが、通常は6~10月ごろの夏から秋が旬とされています。この記事では、長持ちさせる冷蔵や冷凍保存のコツをご紹介します。

みょうがの冷蔵保存方法

1. みょうがの表面をよく洗い、汚れを落とします。みょうがの先端が傷んでいるときは、切り落としましょう。

2. 汚れをとったみょうがは、ざるで水を切ります。表面が濡れたままにしておくと、ぬめりの原因になるので注意しましょう。

3. 濡らしたペーパータオルで、みょうがを包みます。ペーパータオルを濡らすことで、みょうがの乾燥や菌の繁殖を防いでくれます。

4. 濡らしたペーパータオルで包んだみょうがは、そのままジッパー式保存袋や保存容器に入れて冷蔵庫へ入れます。野菜室に入れるのがおすすめです。

冷蔵したみょうがの風味や食感は?

この方法で保存すれば、保存前に近い状態で香りや食感が楽しめます。加熱することなく、そのまま薬味や和え物で召しあがってください。ペーパータオルを1日おきに交換すれば、10日くらいは保存可能です。

みょうがの冷凍保存方法

みょうがを丸ごと冷凍したいときは、水気をとってラップで包んだら保存袋に入れて冷凍庫へ。この場合は、1ヶ月くらい保存可能です。おすすめは、みょうがを使いやすい形に切ってから冷凍する方法。小分けにして冷凍しておけば、冷凍庫から取り出してすぐに使えるので調理時の時短にもなりますよ。

1. みょうがの先端に泥が入り込んでいる場合があるので、半分に切ってしっかり洗います。

2. みょうがの水気を、ペーパータオルでしっかりとふきとります。

3. みょうがを冷凍する前に、みじん切りや小口切り、細切りなど調理しやすいようにカットします。

4. 切ったみょうがは、使う分だけ重ならないようにラップで包みます。バットなどに並べて冷凍すると、短時間で冷凍が可能。凍ったら、ジッパー式保存袋に入れて冷凍庫で保存してください。保存期間は2週間ほどです。

冷凍したみょうがの風味や食感は?

みょうがは冷凍すると香りや食感が落ちてしまいます。使いやすい形で冷凍したみょうがは、そのままの状態で調理できるので使い勝手抜群♪ 我が家では大葉の千切りとミックスしたものを冷凍して、冷奴や麺類用に常備しています。

漬物にして保存する方法

みょうがの甘酢漬けは、作り置きにピッタリ。甘酢漬けにすれば、長期間保存することができます。食べごろは、甘酢がピンク色になるころ。そのまま食べても、刻んで寿司飯に混ぜたり酢の物に入れたりとアレンジも楽しめます。冷蔵庫で1ヶ月くらい保存可能ですよ。

みょうがを賢く保存して、料理の彩りに♪

みょうがは水分が多いので、常温ではすぐに花芽が出てきます。乾燥にも弱くシャキシャキ感がなくなって、せっかくのおいしさも半減する残念な結果に。

みょうがを買ってきたら、まずは下処理して冷蔵庫へ入れましょう。そして調理で余った分は、ご紹介した保存方法を参考に冷蔵や冷凍保存がおすすめです。また動画でご紹介した甘酢漬けのような保存食にしても、長く楽しめますよ。